11. 私の通った学校のシステムについて

 さて,一応学校に通って勉強をしに行ったわけなので,ここらで学校のシステムについてちょっと書いてみようかな。
 私の行ってた学校はほんとに小さい学校だったので,クラス分けも少なく,学校としてはいい学校だったとは思えません。
 ある程度英語ができる状態で入学するとクラスの種類が少ないため,すぐに一番上のクラスに上がってしまい,その後は卒業するまで同じクラスにいるしか道がない,ということも起こりえます。
 また,人数が少ないからということで,他のクラスに入れられたりすることもあります。
カランバイン線から
(←パースから北に向かうカランバイン線の車窓から。これに乗って通っていました。)

 私の場合はジェネラル・イングリッシュという一般的な英語のコースで申し込みましたが,生徒が4人になったからと言って午後はビジネス・イングリッシュのクラスに参加したり,一番上のクラスを飛ばしてIELTSというTOEICなどのような英語の検定試験準備用のクラスに入れられました。
 私は基本的に過ぎたことは気にしない性質なので今となってはどうでもいいことですが,ジェネラル・イングリッシュがどうしてもしたい!それだけが目的!という人だったら,この学校は決していい学校とはいえないと思います。
 ですが,小さい学校は小さい学校なりに,もちろん長所もあり,たとえば学校全体の人数が少ないのですぐに友達ができます。
 それからスタッフやマネージャーも人数が少ないため,不満があればそれを直接一番上の人に訴えることができました。
カランバイン線
(←カランバイン線の車窓から見たモンガー湖)

 私たちの学校ではクラスアップのためのテストが8週間おきにあります。
 私は8週間の途中で入ったので5週目か6週目あたりに試験がありました。
 その試験は水曜にあるのですが,水曜に試験を終えるとその後の木曜と金曜はそのレベルの総まとめと言ったテストが終わってしまっているので特にやることがないのです。
 そのため,金曜はクラス毎にご飯を食べに行ったり,パースの観光地に行ったりするということでした。
 そして私たちのクラスは,先生のマンション(?)に遊びに行きました。
 先生は旦那さんと二人暮らしをしてましたが,そこにはなんと共同のプールやジムのようなものまで付いていました。
 そして,みんなでピザをテイクアウトしてちょっとしたスナックやお菓子,ジュースやアイスをたっぷり買ってぞろぞろと遊びに行ってきました。
 ちなみに,その時はなんと1人5ドル(約350円くらい)前後という安さ!パースの食べ物は安かったです。