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いよいよ日本に帰る

 3月4日は12時過ぎの飛行機だったので,前日にホテルで頼んでおいたタクシーに乗って9時過ぎに空港に向かいました。
 10時頃にカウンターでチェックインを済ませてスーツケースを預け身軽になると,空港にあるレッド・ルースターというパースでよく見かけるファーストフードのお店でご飯を食べました。
 なんだかもうすぐ帰国すると思うと,日本と比べてすごく大きなハンバーガーを見ただけでなんとなくしみじみとしてしまうのでした。
パース国際空港
 (←パース国際空港)

 その後,まだしばらく時間があるのでドームというカフェでアイスチョコレートを飲みました。
 前回の帰国の時にも同じところで同じことをして時間をつぶしたのですが,今回もそうしました。
 アイスチョコレートは以前はしょっちゅう飲んでいたのですが,今回は暑いのでアイスを食べることはあってもそれ以外はひたすらペットボトルの水を飲んで水分をたくさん摂っていたので,飲む機会がなかったのです。
 帰る直前になって思いがけず飲む機会を得たのでした。
 
 出国審査を済ませて,ほんの少し残った小銭をお菓子などに換えて飛行機に乗り,パースを飛び立ったのでした。

 そして再び香港で乗り継ぎなのですが,今回は7時間半くらいの時間があり,香港にいるうちに日付が変わり3月5日になりました。
 長い待ち時間でしたが,パースから偶然一緒だった日本人の女の子と話をしていたので,思ったほど長くは感じずに済みました。
 
 そして午前3時前にようやく搭乗が始まり,ゲートからバスのようなものに乗って飛行機まで移動して飛行機に乗り込みました。
香港の空港
 (←香港の空港にて)

 香港の空港も広いようで,バスに乗ってから飛行機に着くまで5分以上も走っていました。
 もう空港から出たのではないかと疑いたくなるくらい進んでから飛行機に乗りました。
 香港から関空までは飛行機が揺れ続けていたので怖がりの私は全く眠ることができず,映画を見たりしているうちに到着しました。
 
 午前8時前に到着した日本はまだ寒く,吐く息が白かったのには驚きました。
 35度を連日超えているようなところと,この寒さが赤道を挟んで地球の反対側とこっち側というのも不思議な気がしました。
 
 パースでは1日1日の時間はとてもゆっくり流れているように感じますが,ホストファミリーや友達と会ったりいろいろと観光していた10日間はあっという間でした。
 次はいつになるのかさっぱり分かりませんが,また会いに行きたい人がいて行きたい場所があるというのは幸せだと思えます。
 あ〜,今から楽しみだな〜。
 

                        March 2004