シンガポールへの旅立ち,そしてホテル確保

 というわけで3月6日から15日までの10日間,妹と二人でシンガポールに行ってきました!
 チケットも取ったし,荷物も詰め込んだし,当日は名古屋で大学に通うために一人暮らしをしている妹の家からタクシーで名古屋空港に向かうだけ,という状態でした。
 さて,出発前夜タクシーの会社に電話をして予約を入れるため名古屋空港に着きたい時間を言ったところ,その30分前に迎えに行くとの返事。
 もちろん名古屋の地理がそうよく分かっているわけでもないので,「ふ〜ん,ここから30分で着くんだ」と思っていた私と妹でした。

 そして当日,予定していた時間に迎えに来てくれた運転手さんが,何時に着きたいのかと確認をしてきたので時間を言ったところ「えっ!?」と非常な驚きよう。
 その時間に着きたいなら高速を使わなきゃ無理だというのです。
 仕方がないので高速を利用していくことになったのですがそこまでの道々に運転手さんは「電話を受けた人が1時間勘違いしたんだろう」と怒りつつ,会社に電話を入れてました。
 そんなわけで私たちの旅は始まりから失敗と共に幕を開けたわけです。
 最初からこんなことで大丈夫かな・・・
 それでもなんとかほぼ時間通りに空港に到着し,チケットを受け取って出国審査を受けました。
 最近の私は一般的な旅行シーズンをはずした時期に旅行していたので空港はいつもとても空いていたのですが,さすがに春休み。
 とてもたくさんの人でした。

チャンギ空港
(←チャンギ空港にて)

 飛行機の中では,ガイドブックを研究してその先泊まるのに良さそうなホテルを物色したり,なんだかんだと過ごしているうちに,いよいよシンガポールに到着しました!
 空港から泊まろうと思っているホテルまではMRTというモノレール(とはいえ,市内では地下を走っている)で行くのがよさそうだったので,まずはMRTの駅を探すところから始まりです。

MRTのチャンギエアポート駅
(← MRTのチャンギエアポート駅)

 空港はとてもきれいでした。
 そしてとても広く,さっそくどっちに行けばよいのか分からない。
 仕方ないので重いスーツケースを持ってふらふらと歩き回るよりは,その辺にいた人に聞く方が早いだろうと思い人に尋ねました。
 教えられた方へと向かいましたが,そこからがとても長いのです。
 ほんとにこっちであってるのかなあ,と不安になり始める頃,ようやく駅にたどり着きました。

MRTの自動発券機
(MRTの切符の自動発券機 →)

 さて,駅にはたどり着いたものの,今度は乗り方が分からない。
 チケット・オフィスというのが見えたのでチケットを買えるに違いないと思ってそこに行ったところ,あっちの機械でチケットを買ってくるように,との返事。
 それなら,と機械のところまで行ったけれど今度はその機械の使い方が分からないのでした。
 そこにいた人が10ドル札は入らないからもっと細かいお金に両替してもらって来なきゃだめだよ,と教えてくれたので再びチケット・オフィスに行って両替してもらい戻ってきて,その人に教えてもらいようやく買うことができました。

 ガイドブックには平均気温27度と書かれてあったので,そこまで暑いわけではないだろうと思っていましたが,モノレールの中の人は真夏の装いでした。
 そして目的の駅で降りて外に出てみると,確かに暑かった!
日差しも強く,気温もとても高いようで,それまで寒い日本から来て冷房のきいた飛行機の中や空港,モノレールの中にしかいなかったので着たままだった長袖の上着をすぐに脱ぐことになりました。

 さて,まずは泊まるところを確保しなくては,ということで目星をつけておいたホテルに向かいました。
 フロントの人に泊まりたい日数を告げ部屋が空いているかを確認すると,空いているとの返事だったのでそこに泊まることになりました。
 ふとフロントに書かれた宿泊費の一覧表を見ると,ガイドブックに書かれていたよりも高いじゃありませんか。
 なにせちょうど10日間分のお金で余分なお金を持ち合わせていないので,これは困った,と長く泊まるから安くならないかと交渉してみようと思っていると,相手が1泊の値段はこれだけです,と言ってきました。
 その値段は未だになぜかは分かりませんがガイドブックよりも(もちろんフロントにあった表よりも)かなり安く,なんだか得した気分でした。
 いやーよかったよかった。
 また朝食もついていたので,とても楽でした。
 その時は8泊分を払うだけの現金は持っていなかったので,フロントで両替してほしいというと「このホテルはレートが悪いから他のところで両替してそれからでいいよ」と言われたので,近くにあるというドラッグストアで両替してきました。
 親切で嬉しいけど,商売は大丈夫なのかしら・・・?

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