1931(昭和6)年発行の広島県地図

 1931(昭和6)年発行の広島県地図です。
 ちなみに,この地図の発行および地図名は「昭和6年3月20日 日下わらぢ屋 発行 帝国府縣地圖 廣島縣」です。
 (画像提供 元北海道の坂根さん)

広島県地図(1931年版)

 その拡大部分の中に坂根谷という地名が見えます。
 当時は「広島県山縣郡雄鹿原村」で現在は「山県郡芸北町」
 拡大図にもありますが,その北の「橋山」その南の「松原」は現在も地図上に名前がある町です。
 2万5千分の1地図で確認しますと,この2つの町の間に集落らしき記入がありますが,地名の記入はありません。
 位置はおおよそ「北緯132度15分12秒,東経34度40分57秒」あたりです。
 また左下には山県郡戸河内町の「坂根」が載っています。

広島県地図(1931年版)一部拡大図