トルコ旅行記
 −パムッカレからコンヤへ向かう その2 途中の風景あれこれ−

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故障中のバス コンヤまで58キロ 動物注意の標識
(写真説明 上左:故障中のバス。上中:道路標識。上右:道路標識(動物注意)。)
 お昼ごはんを食べたレストランを出てコンヤまではあと2時間くらい。またひたすら走るので,途中の風景を紹介しよう。
 まずは道路に止まる故障中のバス。確かさっきのレストランでもエンジンルームを開けて様子を見ていたような気がする。この先同じようにコンヤに向かうのだろうが,まだまだ先は長い。果たして,ちゃんとたどり着けたのだろうか。
 コンヤまであと58キロの標識。あと30分くらいだろうか。
 その脇にある標識は左側部分はみ出し禁止の標識。
 いろいろな標識を見かけるが,右は「動物注意」。牛の絵が描いてある。日本だと猿とか鹿の絵を見かけるが,トルコでは牛なのか。
町の始まりの標識 町の終わりの標識 レストランの看板
(写真説明 上左:標識。上中:標識。上右:レストランの看板。)
 あまりに暇で,道路を見ていて気がついたのは,町の始まりと,町の終わりの標識があることである。日本でも道路標識に町の始まりはあるが,日本では町の始まりすなわち一つの町の終わりである。したがって日本ではその標識を反対から見ると別の町の名が書いてある。
 トルコでは町と町の境目がたいていは農地でそんなところに標識をつけても無意味なのかもしれない。ということで,町の始まりは左の写真のようにその名前が書いてあり,町の終わりは真ん中の写真のようにその名前に斜線が引いてある。きっとこれが町の境界を示す標識なんだろうと写真を撮ったのだった。
 それから,右はレストランの看板。魚の形をしている。魚料理のレストランなのだろうか。
水場ありの標識 たくさんの牛 ビルが見えてくる
(写真説明 上左:標識。上中:牛。上右:コンヤの町が見えてくる。)
 もう一つ不思議な標識もあった。左の写真のような水道の絵の標識である。水飲み場でもあるのだろうかと思って観察していると,確かに道ばたに公園のような所があり,水道がある。ときにはそこで水をくんでいる人たちもいた。わざわざ道路脇に標識があるということは,車で走っていて,水が必要な人もいるということか。
 途中でたくさんの牛が放牧されていた。やはり標識には「牛注意」である。
 そして,いよいよ大きなビルが見えてくる。いよいよコンヤの町なのだなあと思ってみていたが,この背の高いビルが今夜止まるコンヤの「リクソスホテル」だったのだ。
コンヤで今夜泊まるリクソスホテル 町へと入る道 (写真説明 左:リクソスホテルの脇を通っていく。上右:町へとはいる道。)
 コンヤの町へは北側から入って来た。今夜止まるリクソスホテルは町の北側にあり,いったんこのホテルの脇を通り,南下してコンヤの町へと入る。
 今日の予定は,パムッカレの見学のあとはコンヤへと来て,どこも見学せずに,ホテル直行の予定だったのだが,時間があることと,明日の行動も考えて,「メブラーナ博物館」へは今日のうちに行くこととなる。それで,ホテルをすり抜けて町中へと向かったのだった。
 この広い通りの脇には電車が走っている。このあたりはきれいな町並みであり,新しく開発されたところであるらしい。

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コンヤ リクソスホテル


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