トルコ旅行記
 −イスタンブール・アタテュルク国際空港からソウル・インチョン国際空港経由で中部国際空港へ−

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これから乗り込むターミナルと飛行機 お隣の飛行機 まずはビールとおつまみ
(写真説明 上左:これから乗り込むターミナルと飛行機。上中:お隣の飛行機。上右:まずはビールとおつまみ。)
 さて,この旅行記も最終ページである。いよいよトルコから韓国経由で日本へと帰る。
 まずは韓国の仁川(いんちょん)国際空港へと向かう。飛行機の離陸時刻は現時時刻で21時20分頃。予定通りである。
 無事離陸し,1時間ほどしたところで飲み物が出る。もちろんビールを注文する。出てきたビールは「フィジー ゴールド」。なぜフィジービールが出てくるのかはわからないが,まあビールなら何でもいい。ちなみに,うちのコレクションにもなかったビールだが,荷物が増えるので空き缶の収集はやめた。
ビビンバ作りますよ状態 ビビンバできましたよ状態(日本時間では午前4時) (写真説明 左:ビビンバつくりますよ状態。右:ビビンバできましたよ状態。)
 さて,飲み物が出てからさらに1時間後の午後10時半過ぎ,夕食が出る。日本時間では午前4時半過ぎである。そして念願のビビンバを注文することができた。ソウルからイスタンブールに向かうときには座席の関係で売り切れてしまったのだが,今回は座席が食事を運び始める位置から近い。そのため,ご所望通りに大韓航空(KoreanAir)のビビンバを食べることができた。
 温かいごはんが別に用意されていて,これにさまざまな具を混ぜる。ついていたコチュジャンをすべて入れてかき混ぜる。これが機内食だが,実にうまいのだった。
朝食(以後日本時間) インチョン国際空港 インチョン国際空港
(写真説明 上左:朝食。上中&上右:インチョン国際空港。)
 さて,日本時間で11時頃朝食が出る。トルコ時間では午前5時だから生活のリズムとしては朝食でもいいのだが,気分はもう昼ご飯である。
 そうこうするうちにソウルインチョン国際空港に到着する。日本時間午後3時過ぎである。

トランジットラウンジのビール トランジットラウンジでの料理いろいろ トランジットラウンジでのロック
(写真説明 トランジットラウンジでの飲食物いろいろ。上左:ビール。上中:料理。上右:オンザロック。)
 さて,ここインチョン国際空港で乗り換えであるが,便の接続が悪い。待ち時間が3時間以上ある。どうやって暇つぶしをするかだが,結局はちょっと空港内の店を見てから,すぐに乗り換えラウンジ(ハブラウンジ)に行くことにした。
 通常は35米ドルなのだが,大韓航空を利用しての乗り継ぎだと40パーセント引きの21米ドルになる。乗り継ぎのチケットを見せると,「これなら21ドルですよ。」と言われて,ここでゆっくりと過ごしたのだった。日本円では2000円くらいだが,充分元が取れた。なにしろ食べ放題飲み放題なのである。ビールやジュース類は冷蔵庫に入れてあり好きなだけ持ってきてよい。料理は各種並んでおり,適当に皿に盛って取ってくればよい。この料理もなかなか美味いのだった。食べ放題で,いろいろ食べているうちにお腹もいっぱいになってきて,最後はビールではなくウイスキーである。これもボトルが置いてあり,勝手に飲めばよい。そうそう,それと,そこにあったカップ麺が美味しかった。数種類あったが,ちょっと辛めの韓国のカップ麺がこれまた美味しかった。この旅行の間,トルコ料理ばかりだったので,久しぶりに麺を食べたという感じである。
 あとは暇つぶしにインターネットにつながっているパソコンがあったので,それでゲームサイトに接続して,麻雀ゲームをして過ごす。パソコンの横にビールを置き,適当におつまみを食べ,ゲームをする。これで数時間はつぶせるのだった。
 これだけの時間があるときには,この乗り換えラウンジ過ごすのがおすすめである。
 ちなみに,シャワーは無料であり,うちの連れあいはそこへも行ってきた。こんなことなら着替えと石けんでも持ち歩くのだったと思ったのだった。
これから乗る飛行機 最後の機内食(夕食) (写真説明 左:これから乗る飛行機。右:最後の機内食。)
 乗り換えラウンジで過ごしたあとは,いよいよ韓国から日本へ向けて出発である。
 飛行機に乗ってしばらくすると軽食が出る。日本時間午後7時半過ぎである。トルコ時間で午後1時半過ぎ。こちらでは夕食で,向こうでは昼食というべきか。
 食事内容がどんどん日本食に近づいてくるのだった。
 それにしても今回の旅は9日間と長かったが,まだまだ足りないという感じだった。一つところに丸1日いてもいいという感じだった。
 なにしろトルコは広い。バスでの移動が主だったが,移動が毎日多い。これだけ広いのでそれはやむを得ないが,もっとゆっくりとしたかったなあと思う。おそらく自分で車を運転して,のんびりと旅をするのがよいのだろう。
 今回撮影した写真はカメラ2台で1400枚あまりである。そのうちこのウェブサイトに掲載したのは800枚あまり。
 ついでにGPSレシーバーを持参したので,移動経路があとでわかって面白かった。これも,最初は10分に1回記録する設定だったが,最後の数日は1分に1回とした。それでも充分メモリーはもつので,これまた初めからそうすればよかったと思ったのだった。GoogleMapに表示できるので,これも面白い機能である。
 今回の旅ではこのようにちょっと面白いこともして,しかも世界遺産を4カ所巡り,なかなか興味深い旅だった。また機会があればじっくりとトルコを回ってみたいものである。

トルコ旅行記 関連地図(GoogleMap)

今回の旅の全体像


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注記
 今回の旅行の移動経路が示されています。ほとんどは10分単位の位置表示です。最後の数日は1分単位の移動経路が表示されています。
 飛行機の経路はソウル・インチョン国際空港からイスタンブール・アタテュルク国際空港までを表示しています。離着陸時は電子機器が使えないので途切れています。また,帰りの軌跡も途中のモンゴル,中国国境付近は直線ですが,ここもGPSデータを受信していません。
 各ページにいろいろな場所の地図が掲載されています。