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エレファントイヤーフィッシュのお昼ごはんと
ホーチミン最後の日

これから食べるエレファントイヤーフィッシュ  その後は,昼食へ。
 エレファントイヤーフィッシュという大きな魚を揚げたものが,ドンと立ったまま出てきました。

(左・これから食べようとするエレファントイヤーフィッシュ。父のビールはホーチミンではいつも「333」(バーバーバー))


だいぶ食べられたエレファントイヤーフィッシュ  身をとって春巻きの皮に包んで,タレにつけて食べました。
 淡白な感じでした。

(左・だいぶ食べられた状態のエレファントイヤーフィッシュ)


最後に出てきた鍋  揚げ餅がまあるく大きく膨らんだものも出てきました。
 ウェイトレスさんにあっという間に切られてしぼんでしまったけど,甘い味がしました。
 マカロニの入った鍋のようなものも出てきました。
 これは,かなりおいしかった。

(左・最後に出てきた鍋です。)

お昼ごはんを食べたレストラン
(左・お昼ごはんを食べたレストランです。)

帰り道で酒を売っている 月餅を売る店
(左・帰りの道路沿いに手作りのお酒を売っている町がありました。右・月餅を売る店です。中国のお菓子月餅ですが,ベトナムでも中国人がたくさんいるのか,その文化の影響なのか,旧暦8月15日(この年の新暦では9月28日)のちょっと前だったのか,あちこちで月餅を見かけました。)

学校の校門 ベンタン市場
(左・途中で見かけたホーチミンの学校の門。しっかり鉄の門が閉まっていました。右・ベンタン市場の遠景です。)

ドンコイ通り  ホーチミンに戻って,ドンコイ通りをちょっと歩きました。
 ショッピング街だけど,特に欲しいものもありませんでした。
 最後は,ベンタン市場で降ろしてもらいました。

(左・これがドンコイ通りです。)

市民劇場 ホーチミン人民委員会庁舎
 そこから,しばらく歩いて,ホーチミン人民委員会庁舎と市民劇場ヘ行き,写真撮影。

(左・市民劇場です。1899年の建設当時はオペラハウスとして使われていたそうです。右・ホーチミン人民委員会庁舎。庁舎前にはホーチミンさんの像があります。)

 一度ホテルに戻るけど,残ったベトナムドンを使い切るために,またしてもベンタン市場へ。
 無事使い切って,ホテルへ戻りました。
雨上がりの交差点 ベトナムコーヒーを買った店
(左・ベンタン市場にいる間にいきなりすごい雨。雨がやむまで雨宿りをしていました。雨が上がるとまたこのようにバイクの山。右・最後の7000ドンを使い切ったコーヒー屋さん。)

 それから,空港へ。
 出国手続きをして,出発。
 再びタイのバンコク,ドンムアン空港へ。
 こないだ,朝来た時とはうって変わって,人がたくさんいて賑わっていました。

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ホーチミン市街図

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(父上コラム) 残ったドンの使い道

 ベトナムの通貨ドンは日本へ戻っても両替することができないということだったので,使い切ることにした。
 最後に残ったのが7000ドン。日本円にして,50円くらいである。
 したがって,ベンタイン市場へ行って何か買うことにした。
 そこではまず買えるならビールでも買おうと思って,ベンタイン市場の中の飲食コーナーに行った。
 ここは旅行客などはあまり飲食せず,地元の人たちがほとんどである。
 いつも飲んでいた「333ビール」がいくらかと聞くとメニューが出てきて10000ドンだった。
 ここでは値段があってないようなところなので,まけてくれとの話をする。
 そうするとひとつの店では8000ドンでいいよとのこと。
 ところが,7000ドンしかないのでそれを見せるとだめだよとのジェスチャー。
 メニューに表示してあってもまけてくれるとわかったので,とりあえずもう一つの店へ。
 ところがここの主らしきおばさんが,いかにもどっしりと構えて,何か用かねと言わんばかりの感じ。
 「333ビール」指さすとビール出してきて,商売顔。まけてくれと言うと,いくらだと聞いたようなので,持っていた7000ドンを見せる。
 8000ドンならいいようなことなので,これしかないと言うと,なんとビールに着いていた水滴を人の顔にかけて,ベトナム語で
 「とっとと帰りな。あんたに売る酒なんかないよ。」
 と言った。(かどうかはベトナム語なのでわからないが,いかにも憎々しげな顔で言ったので,きっとこんな内容だ。)
 客に水をかけるとは,とんでもない商売人なので,こちらも負けじと日本語で
 「何するんだ!このくそババア!」
 と言おうと思ったが,根が上品に生まれ育っているので,黙って,「もう二度とこの店に来るものか」と思いつつ去ったのであった。(しかし,一体いつ再びベトナムに行くのやら)
 ちなみに,この「333ビール」は前述したが,マーケットでは7000ドンだった。そのマーケットではBGIビールはこれよりも安く,5800ドンで売っていた。
 ちなみに,残った7000ドンはコーヒーの店で見せて,コーヒーほしいと言ったら,100g8000ドンのコーヒーをはじめっからまけて7000ドンにしてくれて,挽いてもらって支払って,使い切ったのだった。
 しかし,さすがに地元の市場は値段があってないようなもので,定価などというものはないのであった。

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