トルコ旅行記
 −ボスポラス海峡クルーズ(イスタンブール その5)−

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途中で見かけた古い建物  この日の午前はボスポラス海峡クルーズである。
 ホテルを出て,ボスポラス海峡の桟橋へと向かう。泊まっていたコンラッドホテルはボスポラス海峡に近いのですぐに桟橋に着く。
 海岸沿いの道路からは古い建物が見える。また,古い塀の残骸なども残っている。
これから乗る船 キッチン 船のデッキ
(写真説明 上左:これから乗る船。上中:キッチン。上右:船のデッキ。)
 さて,桟橋に着き船に乗り込む。我々のツアー客21人で一隻の船を貸し切りである。かなりたくさん乗れると思うのだが,ある程度以上の人数だと船を貸し切りにできるらしい。
 ということで,ボスポラス海峡クルーズに出発である。

(以下の写真にはいくつか大きな画像のページがあります。それらについては「イスタンブール・ボスポラス海峡クルーズ」のページをどうぞ。)
ドルマバフチェ宮殿 ドルマバフチェ宮殿の正面 チュラーン宮殿
(写真説明 上左:ドルマバフチェ宮殿。上中:ドルマバフチェ宮殿の正面。上右:チュラーン宮殿。)
 まずは右岸(ヨーロッパ側)に沿って上流方向(マルマラ海から黒海への方向)へ船は進む。いくつかの宮殿が見えてくる。
チュラーン宮殿の正面 ガラタサライ大学 オルタキョイ・ジャミィとボスポラス大橋
(写真説明 上左:チュラーン宮殿の正面。上中:ガラタサライ大学。上右:オルタキョイ・ジャミィとボスポラス大橋。)
オルタキョイ・ジャミィ まもなくボスポラス大橋 ボスポラス大橋の真下です
(写真説明 上左:オルタキョイ・ジャミィ。上中:まもなくボスポラス大橋。上右:ボスポラス大橋の真下です。)
船の後ろのデッキとボスポラス大橋 船のデッキ こんな感じで貸し切り状態 ボスポラス大橋を後ろに見る
(写真説明 上左:船の2階デッキの後側。上中:船のデッキに座る。上右:ボスポラス大橋が後ろに見える。)
 船のデッキはこんな感じである。21人の貸し切り状態なので,みんなゆとりを持って座る。
 船はボスポラス大橋をくぐり,しばらく右岸沿いに進む。
ボスポラス大学 別荘地 ファティフ大橋が見えてくる
(写真説明 上左:ボスポラス大学。上中:別荘地。上右:ファティフ大橋が見えてくる。)
 このあたりにはトルコでも有名なボスポラス大学がある。海に浮かぶのは大学の施設らしく,食堂などがあるらしい。その施設も一般の人も利用していいとのことだった。
別荘地 ルメリ・ヒサールとファティフ大橋 ルメリ・ヒサール
(写真説明 上左:別荘地。上中:ルメリ・ヒサールとファティフ・スルタン・メフメト橋(Fatih Sultan Mehmet Bridge)。上右:ルメリ・ヒサール。)
 このあたりに別荘地があるのだが,ここは世界でも有数の高級別荘地であるらしい。点々と立ち並ぶ別荘や,海に浮かぶヨット,青い空と海,いいところである。
ルメリ・ヒサール 船はターンし後ろにファティフ大橋 海峡一狭くて事故の多いところ
(写真説明 上左:ルメリ・ヒサール。上中:船はターンし,後ろにルメリ・ヒサールが見える。上右:海峡一狭くて事故の多いところ。)
 ルメリ・ヒサールはヨーロッパ側にある要塞である。ファーティフ・スルタン・メフメト橋 (Fatih Sultan Mehmet Bridge)という橋を隔てて,アジア側にはアナドル・ヒサルという要塞がある。
 船はこのあたりでUターンし左岸(アジア側)を下っていく。
 そして,ボスポラス海峡一狭くて事故の多いというところを通り過ぎる。確かに,川幅はかなり狭い。
ベイレルベイ宮殿 ベイレルベイ宮殿 ボスポラス大橋アジア側
(写真説明 上左:ベイレルベイ宮殿。上中:ベイレルベイ宮殿。上右:ボスポラス大橋アジア側。)
 左岸にあるベイレルベイ宮殿である。
 そして,再びボスポラス大橋にさしかかる。ずっと右岸ばかりを見ていたので,反対側のアジア側,左岸は左岸でまたこんな建物もあったのかと感心しながら見ている。
ボスポラス大橋と太陽 ここらあたりでビールを1本 ガラタ塔
(写真説明 上左:ボスポラス大橋を下から見る。上中:ここらあたりでビールを1本。上右:ガラタ塔。)
 クルーズも終わりに近いと思うのだが,車内販売ならぬ船内販売でおにいさんが飲み物を持ってくる。せっかくなので,エフェスビールのロング缶を1本買う。しかしあまり冷たくない。外国へ行っていつも思うが,ビールはたいていあまり冷えていない。というか,日本が冷やしすぎなのだろうが,外国では時には常温に近いものまである。このビールもおそらくは10度以上はあっただろう。
 船に乗ったところと降りるところは違うのだが,乗ったところを通り過ぎていくと,ヨーロッパ側にはガラタ塔が見えている。やはりこうやって目立つほどに高い塔である。
1階客室 (写真説明 1階の客室。)
 9時10分過ぎから10時半ちょっと前まで,1時間20分弱のボスポラス海峡クルーズだった。
 1階はガイドのエラさんと添乗員の友美さんだけがいて,これまた貸し切り状態だった。
 貸し切りで,好きなところに座り,景色を眺め,おまけにビールを飲み,なかなかいいクルーズであった。
 もしも多くのお客であれば,座るならおすすめは後ろの方の左側である。上流に向かい,ヨーロッパ側を眺めるようにして座っているのが一番いい景色が眺められるのであった。

(ボスポラス海峡クルーズの写真にはいくつか大きな画像のページがあります。それらについては「イスタンブール・ボスポラス海峡クルーズ」のページをどうぞ。)

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ボスポラス海峡クルーズ全体図


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