
		 もろみ蔵は金沢の校外,大野町にある醤油(しょうゆ)蔵を生まれ変わらせたギャラリーであり,喫茶です。
		 もろみ蔵は金沢の校外,大野町にある醤油(しょうゆ)蔵を生まれ変わらせたギャラリーであり,喫茶です。
		 たまたまここを通りかかり,これは何だろうと思って入ったところが,落ち着いた,そして不思議な雰囲気の空間でした。
		 (←入り口にかかる看板)
		 ここでもらった「金沢みなと大野 まちなか見どころマップ」の裏面には「ギャラリー&茶論 もろみ蔵」として載っていました。
		 「潮騒の音と醤油の香り,そして出会い。 ドラマティックに,大野コミュニティー。」
		 たしかに,ふとした出会いでここのことを知った私です。
		 ←座っていた位置から左側を撮影。
		 ←座っていた位置から左側を撮影。
		 この日のギャラリーの展示は「ギャラリー久三郎」の「仏足跡と千福輪」(ぶっそくせきとせんぷくりん)
		 大野・傳泉寺の修復の際に出た欅板を使った彫刻でした。
		 そのちらしによれば
		「大野・傳泉寺の修復の際に出た150年にわたり善男善女が踏みしめた信心のこもった欅板を弁吉の板として弁の一字と仏足跡を彫り,千福輪と月を金と銀にて書き込んだ板を仕上げました。」
		とあります。
		 この他にも飾ってあった作品はいろいろなことばを彫ったもので,いずれも素敵な作品でした。
		 座っていた位置から右側を撮影→
		 座っていた位置から右側を撮影→
		 ストロボをたかずに撮影したので,こちらの方が雰囲気が出ています。
		 ちなみに椅子はすべて醤油樽です。
		 この大野は醤油の町です。
		 何軒かの醤油の醸造元があり,いい香りが漂っています。
		 (←もろみ蔵の前の通り。注意して見ていないと見落としそうな建物です。)
		 (←もろみ蔵の前の通り。注意して見ていないと見落としそうな建物です。)
		 大野の醤油は,今からおよそ360年ほど前の元和年間に,大野の地の町人,直江屋伊兵衛が遠く紀州から醸造技術を持ち帰って醤油造りをはじめたのが起源と言われています。
		 (←入り口から中を見たところ)
		 (←入り口から中を見たところ)
		 ちゃんと醤油のびんがおいてありますね。
		 (入って右側→)
		 (入って右側→)
		 このれんがは素人作業で積んだそうです。
		 これがまた情緒があるんです。
		 床も全面れんがが敷いてあります。
		 この日はここでコーヒーをいただきました。
		 とてもおいしいコーヒーでした。
		 で,メニューを見ると「しょうゆソフトクリーム」というのがあって,「しまった,これを食べてみるんだった。」と思いました。
		 さて,どんな味なのでしょうか?
		 所在地:金沢市大野町2丁目39番地
		 所在地:金沢市大野町2丁目39番地
		 電話:076−267−6638
		 営業日:毎週水曜日定休日
		 営業時間:平日 正午〜午後9時(土・日・祝日は午前10時より)
		
		
		 久しぶりに「もろみ蔵」へ訪問しました。前回が2002年秋頃だったので,今回は2015年,約13年ぶりです。
		 今回は大野日吉神社の取材にやって来たついでに,町中をふらりと歩き,あまりの暑さにここ「もろみ蔵」で休憩しました。
		 休憩にはビールをいただきのんびり。その報告や,お品書きについては「満腹探検隊」の「もろみ蔵」のページをどうぞ。
		 訪問したのは午後6時過ぎ。一人お客さんがでたあとで,結局は自分一人。広いスペースにのんびり座りました。扇風機が回り,さらにうちわで扇いで,涼をとります。
		 訪問したのは午後6時過ぎ。一人お客さんがでたあとで,結局は自分一人。広いスペースにのんびり座りました。扇風機が回り,さらにうちわで扇いで,涼をとります。
		 今回ギャラリーでは金沢大学学校教育学類美術専修のみなさんの「大野で醤油と遊ん展」というのをやっていました。
		 その説明によると「大野と醤油」をテーマに,美術専修の1年生から4年生までが,彫刻・絵画・デザインそれぞれの分野で制作,展示しているものです。
		 「本展覧会に際し,学生全員が実際に大野の町を訪れ,大野の人・空気・醤油に触れました。そこから一人ひとりが発想を膨らませ,遊び心を持って楽しく制作しています。お気に入りの作品を見つけて頂けたら嬉しいです。」とあります。
		「本展覧会に際し,学生全員が実際に大野の町を訪れ,大野の人・空気・醤油に触れました。そこから一人ひとりが発想を膨らませ,遊び心を持って楽しく制作しています。お気に入りの作品を見つけて頂けたら嬉しいです。」とあります。
		 ビールをいただきながら,絵画や陶芸なをを見ました。着物姿で町を巡っている写真もあり,これがまたなかなかいい雰囲気で撮れていました。
		 ということで,自分のお気に入りの作品はこれかな。
		 ということで,自分のお気に入りの作品はこれかな。
		 醤油樽をモチーフにした陶製の醤油さし。
		 佳奈子さんの作品です。
		 これにお刺身しょうゆでも入っていて,この「もろみ蔵」でビールのおつまみに大野港とれたての美味しいお魚の刺身でもあれば言うことないんだけどね。
		 さて,あとはこの「もろみ蔵」をあとにして,大野の町中へと向かったのでした。
		 こちら表の路地からの入口付近。お祭りなのでしめ縄がそこかしこに張られています。
		 
		
		 この路地をちょっと歩くと醤油桶が置いてありました。以下のような説明でした。
		 この路地をちょっと歩くと醤油桶が置いてありました。以下のような説明でした。
		「醤油桶 橋栄醤油みそ(株)にて,創業当初の大正14年から平成26年1月までの90年間使われ続けていた醤油醸造用の大木桶です。 直径 2.5メートル,高さ 2メートル,容量 約28石(5000リットル),スギ製」
		 いやはや,90年間も使われていた年季の入った桶です。
		 あとはこの路地を大野新道まで出て撮影。左を向くと大野新道の突き当たりに,このあたりではもっとも大きな「直源醤油」の建物が目に入ります。ここが直江屋伊兵衛の直系の醸造元として創業された店です。
		 
		
		 最後に夜の大野日吉神社の祭礼の写真から。
		 最後に夜の大野日吉神社の祭礼の写真から。
		 左は「大野祭り太鼓」です。
		 町内を各町の神輿が練り歩き,その最後にやって来るのがこの「大野祭り太鼓」。所々で立ち止まって,お祓いの太鼓が鳴り響きます。
		 下左は露店でスーパーボールすくいをする女の子たち。いかにもお祭りって風情です。
		 下右は大野日吉神社の下の倉庫に並ぶ各町の神輿です。各町を練り歩いたあと,ここにしまわれます。
		 
		 
		
	
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