6ページ【4日目 その1】
この日は近所で最も大きな町シウダー・ケサダへ出かける予定。
朝は早く目が覚めたので,母君宅の庭の花を撮影。
この家の敷地は1500平方メートル(450坪)はあるでしょうか。なにしろ庭の中を小川が流れています。
そして,ハチドリ(ハミングバード)の登場。
テレビの自然番組でしか見たことのなかったハチドリの現物が目の前にいます。
この家では決まってこの木にやって来ます。
2本同じ木がありますが,どちらにもやって来て花の蜜を吸うのでした。
しかも朝にやって来ます。
NHKの朝ドラの時間には必ずややって来ているハチドリ君でした。
ハチドリを見ただけでもコスタリカに来たなあという気分。
ということで,本日の朝ごはん。
今日は7人でいただきました。
母君はいつも朝ごはんは食べないので,この先は我が家とT家の計4人でいつも離れで作っては食べていたのでした。
今日はコスタリカの伝統食「ガジョ・ピント(Gallo Pinto)」(下の「本日のお料理メモ」参照)。これをはじめとして,カフェテリア形式で好きに皿に盛り付けて朝食。
左は自分の取ってきた分。
真ん中は「Chunky」というトマトソーズ。右はコスタリカの調味料で最も有名らしい「Salsa Lizano(サルサ リサーノ)」。
さて,朝ごはんも終わったので,ちょっと休憩してファーマーズマーケットに出かけますかね。
ガジョ・ピント(Gallo Pinto)
コスタリカの定番のごはん。いわば豆ご飯です。
コスタリカやニカラグアでの名称らしいです。
Galloは「雄鶏」,Pintoは形容詞で「いろとりどり(Dicho de un animal o de una cosa: De diversos colores.)」ということですが,鶏肉は入っていません。
つまりは見た目がちょっと黒っぽく,豆があるのでまだらに見えて,いろとりどりというか,鳥の様子に似ているからかもしれません。
右はアレナル湖近くのレストラン「La Vista」の入り口の前にいたたくさんの動物のうちの七面鳥(?)ですが,なんとなく,こんな色合いですねえ。
刻んだにんにくや玉ねぎなども入っている豆ごはんです。
日本でいえば赤飯みたいなものですが,色は黒く,インディカ米なので,パラパラ。
味はというと,いろいろなところで食べましたが薄めでした。
で,お好みでSalsa(サルサ=ソース)などをかけて食べるようです。
では「Soda Beto's(ソーダ ベト)」という大衆食堂で食べた「ガジョ・ピント」を紹介しましょう。
サルサ・リサーノ(Salsa Lizano)
コスタリカで最も有名なサルサ(=ソース)らしいです。どこのマーケットに行っても置いてあります,食堂にもたいていありました。
Lizanoは製造会社名です。
右は日本へのお土産用に買った「サルサ・リサーノ」。真ん中は缶ビールで,左はこれまたどこでも見かける塩(日本でいえば「食卓塩」)。
私の感覚では日本でいえば昔なら「キッコーマン醤油」がかなりの食堂に置いてあって,どこへ行ってもあの赤いフタのガラス瓶の醤油さしがあったみたいなものですね。
日本のウースターソースのように甘みはあまりなく,どちらかといえば酸味が強く,濃い味わいでした。
「シウダー・ケサダ(Ciudad Quesada)の概要」と言っても,ウェブサイト上のあちこちのデータをあつめてきて,概要としてまとめたものです。
地理的位置と地形
シウダー・ケサダの平均地理座標は,北緯10.3440686°,西経84.4198985°です。
ケサダは、アラフエラ州サンカルロス・カントン(州の下位行政単位でいわば県)に属する地区で,サンカルロスの中心都市です。
正式名称はシウダー・ケサダですが、一般的にはサンカルロスの地域名で呼ばれています。シウダー・ケサダは、サンカルロスで最も人口の多い都市でもあります。
この都市は、特に農業と酪農において、この地域の経済と政治の中心地です。ケサダ地区とその周辺地域は、コスタリカ全体の牛乳の約65%を生産しています。
ケサダの面積は144平方キロ,、標高は656メートルです。コスタリカ北部のカリブ海斜面の大部分を占める広大な低地、サンカルロス平原の南端、コルディリェラ・セントラル(中央山脈)の麓に位置しています。州都アラフエラの北西79キロ、首都サンホセの北西90.9キロに位置しています。
ファン・サンタマーリア国際空港から路線バスで2時間半くらいで着きます。
人口
2022年のコスタリカ国勢調査によるとシウダー・ケサダの人口は46,975人でした。
GPSレシーバーの記録をグーグルアース(Google Earth)上に表示したものです。
ファン・サンタマーリア国際空港への飛行機はほぼ真北からやって来る。
GPSの軌跡がいきなりとんでもない角度で曲がっているが,GPSレシーバーが衛星を受信し損ねた。
ファン・サンタマーリア国際空港からシウダー・ケサダまではかなりのくねくねした山道。
コスタリカではトンネルをただの一度も見かけありませんでした。
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