20ページ【14日目】
コスタリカ最後の日。
相変わらず雨が降る。離れから見た母屋ですが,いい感じに霧にけぶっています。
今日の朝ごはんは近くの「SODA(ソーダ)」つまり,コスタリカの大衆食堂に出かけるというので,最後のコーヒーをいれて飲みます。
それと,冷蔵庫に残っていたマンゴーをいただく。
離れの掃除をして,そこにあったお香を焚いて,お清め(?)
この離れ,結構東洋趣味のものが置いてあって,仏頭やら仏像,それにタイ風のお香立てなどもあるのでした。
さて,だいたい荷物の整理も終えて,4人で近所の「ソーダ」に向かいます。
昨日晩ご飯を食べた「Donde Macha」のまったくもってお向かい。
「Es un gusto atenderle」「お客様にサービスできますことを嬉しく思います」ってことで,店の中へ。
しかし,途中から雨が強くなり,風も吹いてきて,薄ら寒かった。
ここでの朝食の報告は「満腹探検隊」の「コスタリカ旅行特集」の「Soda Beto's(ソーダ ベト)」のページへどうぞ。
さて,帰り道はちょっと寄り道して,近くの小学校前を通ります。
母君宅には犬が2匹いるのですが,出かける時はいつもお留守番。
帰ってくると大喜びでお迎えに出てくるのでした。
なにしろ,みんなが出かける時の寂しそうな表情ったら。その分帰ってくると大喜び。
ただ,家の中で飼われているので家が犬くさい。これが最大の欠点。
さて,いよいよ母君宅を去ります。
12時発のバスに間に合うように,3日前に3人を見送ったショッピングモールに併設されているバスターミナルへ。
しかし日曜日のこの日バスは乗ろうとする人で行列。結局12時発のバスは満席となり,順番つくのが遅かったので乗れませんでした。
次のバスは1時間後かと思ったら,すぐに次のバスに乗せてくれて,12時30分に満席になったらすぐに出発。
3日前は空席があって,人がもっとやって来るまでのんびり待っていたのに,今日は満席になると直ちに出発ということらしい。
母君とK女史に手を振ってお別れでした。
コスタリカに着いた時に走った道を今度はバスに乗り空港へ。
雨のため,景色はよく見えません。
途中に何カ所かバス停があり,このサンホセ行きのバスを待つ人がいます。バスの時刻表もないようですが,まあ待っておればバスは来るって感覚なのか。
上の3枚は途中のちょっと大きめのナランホ(Naranjo)の町。
いよいよファン・サンタマーリア国際空港に到着。14時40分頃に到着なので,バスは2時間とちょっとで着いたということ。
左は国内線乗り場。そこからさらに先の国際線乗り場へ。
雨が降っていて,バス停から空港入り口までは50mほどもあり,走って空港へ。
さて,空港にたどり着きましたが,飛行機は23時59分発。まだ9時間もあります。
そりゃそうだ,当初の予定では朝早いバスに乗り,首都サンホセ観光をしようという計画だったのですから。サンホセ観光をやめたのでかなりの時間のゆとりができたということ。
なのでまずはちょい呑み。
持って来たものは「Pilsen」4缶,ゆで卵,母君が作ってくれた海老フライ,これも持って行けとくれたクラッカー。
2階に待合席があり,そこで休憩。
なにしろ自動チェックイン機を使おうとしたらうまくいかず,係員が来ますと表示されても誰も来ず,いったいどうしたことかと空港のサービスカウンターに尋ねに行けば,アメリカン航空の受付開始は午後9時からとのこと。つまりはそれまでの6時間ほどは出国ゲートを通過することもできず,ヒマなのでした。
右の写真はテーブル席のすぐ右にあった「Britt」という店。ここにも「Pilsen」やよく呑んだ「Imperial」が並んでいます。母君宅からビールはクーラーボックスに入れて持って来ていたので,安くつきましたが,6時間もあるならもっと持ってくればよかった……。
小宴会を終えたあとはヒマなので,空港内や外へ出てみての写真撮影。
こちらは出国ゲート方向。
この空港の建物は結構新しいようで,とてもきれいな建物。
奥にある飾りもいかにもコスタリカらしい。ちなみに鳥の飛ぶ飾り物ですが,ここに本物の鳥が迷い込んできて飛んでいましたねえ。
こちらは各航空会社のチェックインカウンター。
下の写真は待機しているオレンジタクシー。いやオレンジタクシーというのはK女史の通称なのか,コスタリカに来た時の注意事項で,正規のオレンジ色のタクシーを使うようにということでしたので,オレンジタクシーと呼んでいるだけ。
確かに着いた時も何やら客引きがやたら声をかけてきましたねえ。
来る時は結局予定の飛行機の欠航で,当初の予定では空港から近くのホテルまで移動するはずが,それがなくなりオレンジタクシーは一度も使わずに終わりましたけど。
さて,ほんとにヒマなので,次には空港の建物を出て,向かいの景色や空港の建物のパノラマ写真を撮影。
下は空港正面の景色です。北北西の方向なので,ポアス火山の方角が見えていると思われます。
この写真の大きな画像(縦800ピクセル)はこちらのページです。
こちらはふり返ってファン・サンタマーリア国際空港を見ています。
なにしろ時間を持て余しているもので,こんなものしか撮影するものがないのでした。
この写真の大きな画像(縦800ピクセル)はこちらのページです。
空港内の案内表示を見ると,飛行機の出発時刻は23:59という,なんとも素敵な時刻。
何としても今日のうちに出発するという時刻なのか,それとも0:00とすると紛らわしいので,1分前にしたのか。
ほかの飛行機はすべて時刻は5の倍数なのに,我々の乗る飛行機だけは59分発という,この日最後の飛行機。
空港内のディスプレイには「PURA VIDA」。PURA VIDAの日々ももう終わり。
さて,ヒマなのは自分だけではなく連れあいもなので,今度は「カメラ貸して。回り歩いてくるから。」と言って撮影。
上の3枚は2階にあるお土産物屋。当たり前だけど何でもそろっています。
左の2枚は座っていたテーブル席の脇の「Britt」というお店。
ここも軽食は充実しているようで,サンドイッチの類いで美味しそうなものが並んでいました。
出国ゲートに入る前でしたら,ここも夕食食べてもなかなかよさそうでした。
カメラを向けて撮影していると店員さんが愛想してくれたようです。
コスタリカではついぞ生ナマケノモノを見ることができませんでした。
車で走っていても,いそうな木々の生えているところでは母君が減速してくれて,木の上などを眺めましたが,生ナマケモノには遭遇しませんでした。
左はエスカレーターの脇にあったナマケモノのオブジェ。
右はエスカレーターの下のファン・サンタマーリア国際空港の略称「SJO」の飾り物。
ということで,9時にアメリカン航空のチェックインカウンターが開くとのことでしたが,ちょっと前の8時40分頃に開きました。
1つだけまずは開きましたが,そこの担当の女の子が日本に来たことがある子で,ちょっとだけ日本語もできる子で,なにしろほっとしたのでした。
彼女は東京,大阪,京都には行ったことがあるらしいし,大谷翔平が好きだと言ってました。
で,23:59発の飛行機は出発が40分遅れで,12:40になるとのこと。まあアメリカン航空なのでこんなものでしょう。
と思っていたら、さらに遅れることになり,1:20発に。まあアメリカン航空なので,欠航するよりはマシでしょう。
左は出国ゲートを出た先にあったStand Up Paddleboard(スタンドアップパドルボード,略称SUP(サップ))の写真スポット。
何でもこんなのあるとやってみるんですねえ。
そして出発までは4時間半近くもあるので,結局は夕食兼用でちょい呑みをすることに。
コスタリカ最後の食事は「California pizza kitchen」というピザ中心のお店。ピザ1つを2人で分けて,1人ビール2本呑んで,飛行機の出発を待ったのでした。
この日の夜のちょい呑みの報告は「満腹探検隊」の「コスタリカ旅行特集」の「California pizza kitchen(カリフォルニア・ピザ・キッチン)」のページへどうぞ。
ここがコスタリカ最後の食事。
この日の朝食の報告は「満腹探検隊」の「コスタリカ旅行特集」の「Soda Beto's(ソーダ ベト)」のページへどうぞ。
この日の夜のちょい呑みの報告は「満腹探検隊」の「コスタリカ旅行特集」の「California pizza kitchen(カリフォルニア・ピザ・キッチン)」のページへどうぞ。
「ソーダ」ったって炭酸飲料ではありません。一言で言うと「コスタリカの大衆食堂」。
金沢で言うと「お多福」か「加登長(かどちょう)」……と言ったってまったくもってローカルなので,わからないと思いますが,とにかくあの「casado(カサド)」という定食や,「Gallo pinto」という豆ご飯などが食べられる,庶民の味を提供する食堂です。
道を走っていると,あちこちで「SODA」という看板を見かけますし,町中を歩いていても「SODA」という看板を見かけます。
コスタリカの庶民の味が味わえます。
で,自分にとって最大の難点がビールを置いてないこと。
コスタリカ10日目のシウダー・ケサダ散策のお昼ご飯でも,教会と公園近くの市場の中に何軒かある「SODA」に行こうとしましたが,お品書きにはビールがありません。シウダー・ケサダ散策の日には「SODA」をあきらめて,ビールのあるレストランに変更したのでした。
この日の「Soda Beto's」にもお品書きにはビールはありませんでしたねえ。まあこの日は朝ごはんなので,朝呑みしなくてもよかったのですが……
とにかく一度は「SODA」に足を踏み入れてみたいと思っていて,ようやく最終日に行くことができたのでした。
ほんとにどこででも見かける「SODA」でした。
で「SODA」を見かけるたびに「ソーダ屋のソースケさんがソーダ飲んで死んだそーだ。そーしきまんじゅう,うーまいソーダ」というフレーズが口をついて出るのは一定年齢以上の人だけでしょうねえ……
GPSレシーバーの記録をグーグルアース(Google Earth)上に表示したものです。
シウダー・ケサダからファン・サンタマーリア国際空港までのバスの軌跡。
といっても入国した日(2日目)に迎えに来てもらった道と逆に走っています。
ファン・サンタマーリア国際空港です。
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