満腹探検隊
満腹探検隊の探検先:紙屋市べゑ(かみやいちべえ)

分類:和食 所在地:金沢市片町(犀川大橋近く)
−−−お箸の仕切り線−−− 探検時期:2008年11月  今回の探検目的:宴会
今回のお品書き:宴会飲み放題コース  今回の所要経費:確か4000円
探検隊の報告:
 今夜は行事の打ち上げである。
 久しぶりにここ「紙屋市べゑ」に来た。何年ぶりだろうか。前に来たときも,薄暗い感じで,確か,ここの名物とかいう目の前で自分で作る「豆乳豆腐」とやらを食べた覚えがある。目の前で暖められて,まずは上澄み,というかつまりは湯葉をいただき,あとはできあがった豆腐を食べる。そんなお品書きがこの店にはあったような気がする。なにしろ,もう10年ほども前である。気の置けない友人たちと,こぢんまりとした宴会をしたのだった。
 さて,久しぶりに来たが,会場は3階である。金沢の古い家を改装した店であるが,狭い階段を上り,上へと行く。今夜もかなり混んでいるようである。
 だがしかし,飲み物の出てくるのが遅すぎる。
 行事の反省会で,今日の仕事に疲れ,さあ,ビール飲むぞ!と意気込んでいる我々に対して,あまりにも飲み物が出てくるのが遅すぎる。グラスビールが出てくるのに,15分以上かかる。何しろ,その間,目の前には飲み物がない。瓶ビールは対象外で注文できず,だから,グラスで注文するのだが,待てど暮らせど出てこない。
 これはいったいどうしたわけか。
 店の割に客が多すぎるのか。いやそんなことはあるまい。いくつか空席もある。
 では,店員が足りないのか。そうかもしれない。
 あるいは,注文が多すぎて,対応しきれないのか。でもそれならば,これだけ客席を作る方が間違いだ。
 それとも,こちらの注文が,調理場(飲み物担当者)までなかなか通らないのか。それほど今夜は客が多いのか。
 あるいは,我々が宴会費用をけちって,安くあげたので,サービスが悪いのか。
 その原因は追及しなかったが,とにかく遅いのである。
 途中からは何でも2倍注文した。それでも,1杯目を飲み,次を注文しても,2杯目がなくなり,それでもまだ次がこないのである。
 もしかしたら,飲み放題のお客さんたちは同じように遅いので,同じように2倍注文しているのかもしれない。するとさらに輪をかけて,遅くなる。
 とにかくできたものから持ってくればいいと思うのだが,まとめて持ってくるから,さらに効率が悪い。
 飲み放題コースを選択していた我々にとっては,とてもいらいらしたのだった。話をしていればいいのだが,それでも,その間が持たないくらい出てくるのが遅いのだった。
 ということで,料理についてはかなり暗かったので撮影していない。
 やはり,予算がないのでけちったのが間違いだったのだろうか?
 いや,居酒屋のカウンターで瓶ビール注文したら1分と経たずに出てくるだろう。ジョッキのビールでも注文したら,注いで3分以内だ。5分も待つと遅いと思う。それなのに注文してから15分も出てこないなんて,しかもその状態が宴会の最初から最後までずっと続くなんて,これじゃあ飲み放題なんて言っても,飲めもしないのだからその意味もなく,それ以前にお客をイライラさせるだけであり,この店は居酒屋としては失格だね。
−−−お箸の仕切り線−−− 探検時期:2012年11月  今回の探検目的:宴会
今回のお品書き:宴会飲み放題コース  今回の所要経費:会費4000円
探検隊の報告:
 4年ぶりのここ「紙屋市べゑ」である。しかもまた11月で,行事の打ち上げである。そして,前回の報告を,今回読んで,笑った。そうか,前回は飲み物が出てくるのが遅かったのか,と。そして,今回,今度は料理の出てくるのが遅い!のであった。
始まりますよ状態  ちなみに,今回は締めのおにぎりまで入れると八品。時間は90分間の飲み放題のコースである。宴会の開始は19時ちょうど。ご丁寧にもおねえさんに「飲み放題は90分で,90分後にラストオーダーをとらせていただきます。」との確認。
 さて,19時14分(14分後)「料理遅いよねえ。つき出しも全くないんだし。つき出しぐらいあったらいいのに。」と言いながら撮影したのが左の写真。
 今回は乾杯の飲み物はピッチャーのビールと,ピッチャーのウーロン茶なので,とりあえず,ピッチャーに残っている分程度はお代わりはできる。がしかし,ジョッキではなく,小さなグラスに注いだビールなので,15分で3杯くらいは飲んでいる。おつまみなしのから酒で15分過ごす。
お刺身盛り合わせ  ということで,これが最初の一品。19時15分(15分後)。「お刺身盛り合わせ」。これは3人前。5種盛り,1人一切れである。ブリ,まぐろ,鯛,甘エビ,サーモンである。
 初めて箸を使うので,各自の箸で取り皿に一人前ずつ,つまり各一切れずつ取り分けるのだった。
 しかし,この刺身,同じ3階のフロアにあるほんの1mほど離れた冷蔵庫に作り置きして入れてある。それを出してくるだけである。そんなもん,乾杯のためのピッチャー持ってきたら,すぐに出せばよさそうなものなのに,なんで出さないんだよ!3分後に出せるじゃないの,って思ってしまう。自分の席からはその冷蔵庫と店員の動きが見えたが,一度出して引っ込めた。コースの内容を確認しているようにも見えたが,何をしていたのだか。
 まあ,こだわる人にとっては,出るのが遅いことよりも,とうに作ってある刺身の作り置きって何なんだよ,って方にこだわるかも知れないが。
かりかりシイタケとほうれん草のサラダ  で,最初の一品が来たので次はいろいろ来るかなあと思っていたら,またこれが遅い。
 これ二品目。19時27分(27分後)。「かりかりシイタケとほうれん草のサラダ」。これ4人分。こんなのあっという間に作れて,あっと言う間に出せない?って思ってしまう。当然5切れの刺身なんぞとうに胃袋の中に収まっている。なので,サラダの皿もすぐに空っぽになる。
 ということで,刺身五切れとサラダ少量食べて30分なんだけど,あっと言う間に取り皿は空っぽで,ひたすらビールを飲むのだった。
 そして,90分間の飲み放題の半ば,45分間を過ぎても,出てきた料理は刺身とサラダの二品のみだった。
チーズ豆腐  さて,次がまた遅い。三品目は19時53分(53分後)。つまり前の料理から25分あまり経過している。宴会が始まって,やおら1時間近くが経とうとしている。
 これはこの店の名物らしき「チーズ豆腐」か。クラッカーの上に載せていただく。もちろん1人一切れ。なんだか,お腹がふくれたような気がしない料理が宴会開始から50分あまりで三3品続くのだった。
 何がこの遅さの原因なのかって,勝手に推測すると,飛び込み客のリクエストに調理場が応えているからだろうか。コース料理はお決まりなので,ある程度準備がしてあって,次々とすぐに出せるだろうと,甘い判断をしているのではなかろうか。この日土曜日で,結構少人数のお客が多い。だから,我々お決まりのコース料理の出てくるのが,このようにひたすらに遅いのであろうか。飛び込み客だと次々と料理の注文をする。しかし,コース料理の客は料理が出てくるものだと思っているから,注文するわけではない。つまり,調理場の裁量にかかっている。調理場で判断して,そろそろ作って出さなくてはと考えなくてはならないのだろうが,その判断が悪いというか,甘いというか,時間感覚がないというか,つき出しもなく,50分間で二品はないだろうという感じである。
 もう一つ,我々についている3階担当のおにいさん,おねえさんの状況判断が甘い。気が利かない。テーブルの上の状況を見ていたら,調理場に3階の料理はどうなっているか,くらいは尋ねてもいいものである。50分間経ってもつき出しなしで,たった二品である。次の料理はまだですかくらい,調理場に聞いてみたらどうなのだろう。先ほど冷蔵庫の脇でコース料理の内容を確認していたはずである。この我々のコースは何品料理が出るか,どんな料理が出るかくらいは把握しているはずだから,次の料理の出るペースは遅いとか,テーブルの上の料理はすでに食べ尽くされているので,次はどうなったのかとか,少しは気を回してもよさそうなものである。そんなことを調理場に聞いているとも思えない。いや,もしかして我々のメンバーの誰かが,あまりに遅いので,接客のおにいさん,おねえさんに料理が遅いが,どうなっているかと聞いていたかも知れない。いや,聞いていたら,こんなにタイミングの悪い料理の出し方はしないだろう。
 聞かない我々はお人好しだったのか。自分も聞けばよかったのだが,話に盛り上がっていたのと,とりあえず前回と違ってビールは飲むことができたので,聞きそびれた。じゃ,それでよかったじゃないのと言われればそれまでだが。
キッシュ  19時57分(57分後),四品目。さっきの料理から5分と経たずに次の料理が来た。「キッシュ」と言うらしい。カメラのレンズが曇っていたのやら,やたら不鮮明な画像である。
 いよいよ飲み放題も60分経過。かなり我々の団体もにぎやかになっている。ただ,3階の席に31人が入っているので,かなり狭い。身動きできない。しかも瓶ビールじゃないので,お酌もできず,各自好きに飲んでいる。
 飲み放題のお品書きはいろいろあって,みんな好き勝手に注文している。そして,今回はまあまあ飲み物は早く来ていると言っていいだろう。まあ,自分はずっとビールで,大きなピッチャーばかりなので,まわりから注がれて,ビールがなくなることはない。あとの面々のさまざまな飲み物はどうだったのかは実は把握してなかったのだが。
鶏の唐揚げ  いよいよ8時を回って,五品目。いや,この三品目から五品目までが5分おきに出てくる。15分で三品である。最初にこれくらい出しておけば,みんなぶつぶつ言わなかったと思うのだが。
 「鶏の唐揚げ」これはカレー風味だったか。ようやくがっつり食べるかなあって料理。で,我らの団体は半分以上が女性で,この鶏の唐揚げが大ぶりで,最後には残った。なので自分は二切れ食べる。というか,だいたいが飲み放題60分過ぎて,狭いながらも適当に席を移動して,自分の席にいない者が3分の1くらい。で,かなりお腹が空いているので,大皿料理だったから,適当に人の分までいただくのであった。
牛タンのテリーヌ  20時15分(75分後)。飲み放題もあと15分。いったいあと何品料理が出てくるのかは知らなかったのだが,この段階で「牛タンのテリーヌ」,六品目。料理は美味しいと思うのだが,なんでこんな順番で,後半に量が多くこってりしたものが出てくるのか,そしてなんでこんなに遅く出てくるのって感じであり,これをうまく改善すればいいのになあとつくづく思うのであった。
 なにしろ,このテリーヌの一切れも大きい。もっと早い段階で出てくると味わって食べるのに,飲み始めて1時間後では,女性にとっては大きすぎるらしい。この手の名物らしき料理は早めに出して,みんなに味わってもらうように配慮すべきではないかと思う。
ウインナーソーセージ  いよいよあと10分ほどで飲み放題の時間も終わりという20時19分(79分後),最後の料理だった七品目の「粗挽きウインナー」が出てくる。つまり前半45分間で二品,後半45分間で五品という出方である。
 このウィンナー,これまた1人1本だが,自分は2本食べる。しかし,それでもテーブルの上にはたくさんの手を付けてない料理がある。なので,ちょっと前にこの3階の席のほんの50センチくらい下のしきりも何もないところにやって来た若者3人組に料理を回す。
 どう考えても,我々の団体は残しそうだし,いや,実際に最後のテリーヌやらウインナーはみんなかなり手を付けずに残したままだった。なので,若者たちに次々と回したのだった。
 まあ,お店の人も怒るまい。なにしろこの料理の出方で,食べ残しが出るくらいなら,元気な若者たちが食べてくれた方がよっぽどいいだろう。自分にしても,折り詰めください,って言いたくなるくらいの,最後の料理の残り方だったのだから。
 ここまで来ると,ビールでかなりお腹がふくれている。自分も,人の分まで余分に食べるのは鶏の唐揚げと,ウインナーが限界だった。これ以上残してある人の分まで食べられないのだった。
おにぎり  さて,最後の極めつけがこれである。
 締めのあいさつが終わり,さてみんな帰ろうとしたら,おねえさんが締めのおにぎりですと,一人1個のおにぎりを持ってきたのだった。
 当然みんな言う。「えぇ〜,何これ?!」「何で今頃?!」って。
 撮影時間が21時7分。宴会開始から2時間と7分後。飲み放題終了から37分後のことである。
 自分はもうおにぎりは食べない。一度立ち上がってしまったのに,また座ってゆっくりおにぎりを食べる気がしない。というか,何人かはすでにコートを着て動き始めている。またもや3個はお隣の席の若者にあげた。いや,いっそのこと,残った料理も含めて全部彼らにあげたらよかったか。それでも我々のテーブルを眺めると,おそらくは隣の席の若者3人にあげても食べきれない量の料理が手つかずで残ったのだった。なんで,こんなにも料理の出し方が悪いの,と思った今日の宴会だった。
 まとめて視覚化するとこんな感じ。
まとめ
 以上まとめると,つき出しまったくなし,最初の料理(刺身)が乾杯から15分後,その刺身も冷蔵庫に宴会前から作り置きしてあるのに出さない,飲み放題の前半45分間で料理は刺身5切れととサラダ少量のみ,サラダの次の3つ目の料理が出てくるまで26分間,飲み放題の時間90分間終了後37分経って(締めのあいさつ終了後7分経って)おにぎりを出す。
 この料理の出し方じゃあ,この店は居酒屋としては失格だね。
−−−お箸の仕切り線−−− 探検時期:2014年5月  今回の探検目的:宴会
今回のお品書き:市べゑバランス重視のおもてなし9品飲み放題付きコース  今回の所要経費:4500円のところ早割で4050円
探検隊の報告:
 今夜はまたもやスポーツ大会の打ち上げである。そして,それがまたここ「紙屋市ベゑ」である。前にも2回来て,さんざんな目に遭っているから,さて今夜はどうだろうと来たのだった。
 今回は11人で,部屋は1階。カウンター席のある場所のさらに奥の部屋である。厨房の様子も少し見えるような奥の座敷である。
 コースは9品飲み放題付きコースで,しかも宴会開始時刻を6時としたので,4500円のところが,早割付きで1割引の4050円である。
(つき出し ホタルイカの沖漬け,白和え,ナス)
 乾杯は生ビールかウーロン茶かどちらかですと言われて,飲む者はまとめてビールをピッチャーで,飲まない者はウーロン茶をグラスで頼む。
 今回は前と違ってつき出しがある。なぜに前はつき出しがなかったのだろう。前の方がきっと高かったはずなのに。
(枝豆のワサビ漬け)
 さて,今回は料理も飲み物も早く出てくる。こちらは6時開始で飲み放題は90分,部屋は120分で8時には店を出なくてはならない。そのためか,今回は料理がせっせと出てくるのだった。しかも,6時をちょっと過ぎたのだが,飲み放題開始時刻は過ぎてますから,早く始めた方がお得ですよと言われる。なんだ,やけにきっちりと時間設定をするなあと思う。だとすれば,料理も早めに出してこなくてはと思うが,今回は早い。考えてみれば,頼んだ品をすべて出さずして90分過ぎたら,当然のことながらお客から文句が出るだろう。ちなみに,部屋の使用を120分から30分延長するとその延長料金が取られる。ほんとにしっかりと時間による料金設定をしてある店である。
 ということで,あとの出てきた料理である。この日のお品書きの()内の表記はウェブサイトに載っていたこのコースのお品書きである。
(お刺身五品盛合せ)
 この刺身,鰆が切れてなくてつながっている。端っこの一切れを持ち上げたら,残りの2切れがくっついてきた。同じテーブルの会員に引っ張ってもらう。素人じゃあるまいし,この切り方はないだろうと思う。
 トイレに行こうとするとお刺身を持った店員とすれ違うが,しっかりとラップがかかっている。つまり,作り置きを運ぶのである。まあ,この店のお刺身はいまいちだなあと思うのだった。
左(サラダ)
右(桜マスと竹の子のムニエル仕立て)
左,こちらは何だ?ウェブサイトにはお品書きが載っていなかった。まあ「ビーフシチュー」であった。美味しかったけど。
右(手仕事豆腐の厚揚げ)
左(ローストビーフ)
右(にぎり寿司 鰤と鰆
 ということで,今回は出てきたものをしっかりと食べて,しっかりと飲んだ。結構お客が多かったにもかかわらず,料理は前のものがなくなる前に出てきた。今回,1階で厨房に近く,飲み物も部屋から顔を出して「すみませ〜ん。」と幹事が声を上げると,すぐに聞いてくれる場所なのだった。3階で宴会をした過去2回はそれはもう,注文を聞きにきてくれない会だったし,注文しても出てこない会だった。
 今回もまとめるとこんな感じ。
まとめ
 今回はこれで普通の出し方だろう。2時間でこの宴会場を去ってもらわなくてはならないから,飲み放題90分間の終了間際に〆のお寿司が出てきた。
 やはりこの店,アルバイト店員の教育をすべきなのだろう。つまりは宴会の様子を見て,状況判断をし,気が利く人間が何はなくとも必要なのだと思った。いや,アルバイトにまでそんなことを期待するのは無理というものかもしれない。やはり店側が,状況を考えたお酒や料理の出し方を,計画的にするべきなのだろう。そして,店側が宴会の状況をしっかりと把握するべきなのだろう。アルバイトに宴会の状況を報告させて,報告・連絡・相談,いわゆる「報連相」態勢をしっかりと作るべきなのだろう。
 それと,この宴会は時間も早く,お客もそんなに多くない時間から始まっているので,料理がさっさと出てきたということもある。また,2時間で次のお客を入れるので,それで料理を出さないとなると,2時間で我々が出ていくことはなくなる。なにしろ,座席使用の延長料金を取るのだから。2時間過ぎてから〆のごはんを出したのでは,延長料金なんて払うはずもない。そんなこんなで,早く料理が出てきたようである。さて次にここで宴会をするのはいつのことやら。その時もこの夜のように途切れることなくお酒と料理が出てくるだろうか。
−−−お箸の仕切り線−−− 探検隊おまけの報告:
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