満腹探検隊
満腹探検隊の探検先:塩逸品 五代目けいすけ

分類:中華(ラーメン) 所在地:金沢市堀川新町(金沢駅前フォーラス内)
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探検時期:2012年6月  今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:塩らーめん 琥珀(麺大盛り)  今回の所要経費:700円+120円
探検隊の報告:
 金沢駅前の県立音楽堂に用事があってやって来た。某私立高校の60周年記念式典である。12時過ぎからまずは脳科学者の茂木健一郎氏の講演があるので,それに間に合うように早めに職場を出て,車を止めて,そしてお昼ごはんにとやって来たのが,ここ「フォーラス」内にあるラーメン屋の「五代目けいすけ」という店である。
 ここは「塩ラーメン」がウリの店らしい。なので,初めてだから,とりあえずウリの「あっさり」という「塩らーめん 琥珀」というのを注文する。ついでながら,少々小腹が空いて,大盛りとする。
塩らーめん 琥珀  さて,出てきた器はご覧のようなもの。あのタジン鍋とやらのような形と言うべきか,壺のような形と言うべきか,ハクション大魔王が出てきそうな形と言うべきか,とにかくこのようなふたがあるのは匂いを閉じこめるためらしい。つまり,もう一つのウリが日替わりの香りである。ラーメンのふたを開けると香りがするようになっている。
 「日替わりスモーク」として掲示してあるやつには,日曜日→ウィスキーオーク,月曜日→桜,火曜日→ブナ,水曜日→クルミ,木曜日→ナラ,金曜日→ヒッコリー,土曜日→エルブドプロバンスとなっている。ウィスキーオークはいいとして,ヒッコリーとエルブドプロバンスとは何なのかわからない。ヒッコリーとはクルミ科の広葉樹の名前らしい。燻製のためのチップによく使われる木らしい。エルブドプロバンスとはなんぞや,と思ったが,これは「エルブ・ド・プロヴァンス(herbes de Provence)」というフランス語らしく,フランスのプロヴァンス地方でよく使われる様々なハーブをブレンドしたもののことらしい。
 この日は木曜日だったのでナラの香りである。とは言え,ナラの香りを知らないので,ふたを開けて香ってくる香りがナラなのかとただ感心するだけである。しかも,ふたを開けて最初に香ってくる香りなのだが,まあ,いつの間にかラーメンの香りに負けてしまう。つまりは最初にちょっと嗅いで,香りで癒やされるってことなのだろうか。
塩らーめん 琥珀  さて,ふたを開けて香りを嗅いだあとはこのような状態である。
 うたい文句には「弱火でじっくりと煮込んだ鳥と昆布のスープは,提供する直前に入れる鰹節でさっぱりとした味わいに。全粒粉入り平打ち麺の風味が引き立つあっさり塩らーめん」とある。
 まあ,確かにさっぱりした塩ラーメンである。ということで,美味しくいただいた。
 ちなみに,塩ラーメンにもいろいろあって,ほかにはまず「こってり」という「塩らーめん 白湯」がある。うたい文句は「鳥と昆布を弱火で長時間煮だしたスープは「コラーゲン」たっぷりで濃厚な仕上がり。モチッとした食感の中細ストレート麺との絡みが最高なこってり塩らーめん」とある。750円也。
 もう一つは「濃厚」とある「塩つけ麺」である。うたい文句は「「コラーゲン」たっぷりな鶏白湯スープに鰹の風味を活かしたつけダレは「ツルツル」「モチモチ」な食感の中太麺との相性はバツグン!スープ割りはレモングラスティーと最後まで楽しめる濃厚つけ麺」とある。780円也。
 ちなみに大盛り120円増し。トッピングもいろいろある。燻製味付玉子は120円増し,そのほかいろいろなトッピングもあり,全部のせは320円増しである。  塩ラーメンばかりだが,次回は何にしようかと思わせるのであった。まあ,香りの変化を楽しもうと思ったら,曜日も変えなきゃってことにもなるのだが。
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探検時期:2014年8月  今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:塩らーめん 白湯  今回の所要経費:810円
探検隊の報告:
 金沢駅前のアートホールに用事があってやって来た。8月の暑い日である。午後からの講演会を聴きにやって来たのだった。
 午後からずっと車を停めておくと駐車料金も馬鹿にならない。なので,朝は職場まで送ってもらい,昼前にバスで金沢駅へとやって来た。
 そして,お昼ご飯であるが,暑い夏の日といいながらも熱いラーメンを食べようと思っていたのだった。目的地を金沢駅近くの「麺屋大河」と定め,歩いて行ったのだが,なんとこの日特別にお昼は休業である。せっかくやって来たのに,振られてしまう。仕方なくあきらめて,金沢駅へと戻る。とにかく暑いので,エアコンの効いたビルの中へと入ることとする。そして,手っ取り早く,この「フォーラス」でラーメンを食べることとしたのだった。いくつか店はあるが,やはりラーメン専門店のここ「五代目けいすけ」へとやって来る。
 一人なのでカウンター席にすぐに座る。前にも来たことがあり,それはきっとお品書きの一番最初だったはずなので,今日は二番目の「白湯」にしようとすぐに決まる。で,店員が水を持ってきたので「じゃ,注文は……」と言うと,「少々お待ちください。」と言われ,先客のテーブルへと行ってしまう。3人連れの家族のテーブルである。あれこれ注文するので,こちらに来るまで待たされる。
 ようやく,その店員がこちらへやって来たので「じゃ,注文は……」と言うと,新たな客がやって来て,店員は後ろを振り向いてしまい,その新たなお客に話をする。なので,注文二度目も振られてしまう。今日は振られ続きである。
 しばらく待たされて,ようやくの注文である。これで講演会がなければ,確実にビールを注文する夏の日である。
塩らーめん 白湯  さて,待つことしばし,またもやタジン鍋のような蓋付きのどんぶりがやって来る。本日の香りはというと,火曜日なので「ブナ」か。
 まあ,この香りでどう癒やされるのか,どう食欲がわくのかはわからないが,その香りもあっという間に逃げてしまうような気がする。
 いや,人間はすぐに慣れる。香っていても,いつまでも香りが続くようには感じないのであった。
塩らーめん 白湯  このラーメンのうたい文句は「鶏と昆布を強火で長時間煮出したスープは「コラーゲン」たっぷりで濃厚な仕上がり。モチッとした食感の中細ストレート麺との絡みが最高なこってり塩らーめん」とのことである。要するに「琥珀」に比べて「白湯」はこってりということらしい。しかし,そんなにこってりとも感じない。味がこってりというのだろうか。一口目は濃いめの味に感じたが,香りと同じで,いつまでも濃いめに感じることはなく,人間は慣れるのであった。
 汗をかいて歩いていたので,塩分補給を兼ねて,スープは飲み干してしまう。そして,水もしっかりと飲む。いやはや,ビールの方がよかったなあ。
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探検隊おまけの報告:
くわしくはウェブサイトへどうぞ:五代目けいすけのウェブサイト

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