満腹探検隊
満腹探検隊の探検先:双喜亭(そうきてい)

分類:中華 所在地:あちこちにあります。探検場所は以下の報告を参照してください。
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所在地:石川県白山市【松任店】(国道8号線沿いアピタ1階)
探検時期:2006年7月  今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:野菜たっぷり麺Lサイズ+焼きそばLサイズ  今回の所要経費:499円+599円
探検隊の報告:
 はっきり言って,ここの店は人手不足,または店員の女の子の気が利かない。
 それとも,店長の気が利かないのか?あるいは,この店はわざと行列をつくらせる戦略か?
 もらったレシートの刻印は店長となっていたから,あの会計をしてくれた若い女の子が店長だったのか?
 いずれにせよ,並んで待つことが嫌いなのが金沢人らしい。(つまり,自分のこと。たった1人の順番待ち嫌いを金沢人の代表にしてるが……)それでも,ちょいと我慢して並んだので,ちょいと悪口を書きたくなったのだった。何しろ,たいした人口ではない街金沢(つまり人口約45万人)であるから,いちいち行列につくくらいなら,並ばずともすぐに入れる店が山ほどあるのである。(というのが人口のせいかどうかはわからないが……となりが空いているのに,わざわざ行列について並ぶのは,自分の判断ではなく,人の判断を基準にしているってことなのかもしれないが……)
 だいたいが,行列つかない店でもうまい店が山のようにある。
 都会(つまり世界地図の中の日本の地図でも地名が表記されるくらいの都市)で行列をつくって待つ都会人をよく見かけるが,暇と言うべきか,よくやるね,そんなことするくらいなら別の店に行くよ,といつもテレビ番組なんかを見ていて思っていたのである。都会は人口が多いので,とにかく一度だけでいいから,話の種に並んでみようという客だけでも行列ができるのかもしれないなあ。(それが大都市の,ある意味では強みだ。2度と行かなくても,たった1度だけ並んでみようと思って並ぶ人がいても,人口の多さで行列ができる。)
 おまけに,金沢市のとなりの白山市の店で並んでこんなこと思ってる……
 前置きが長いが,要するに,順番をつくらされていたのでそう思ったのである。
 時間は休みの日の午後1時過ぎ。昼飯時も終わり,飲食店もそろそろ空く時刻である。ちょうどこの金沢の隣の市にある「アピタ」とやらにたどり着き,腹ごしらえをしようとしたのだった。いくつも飲食店がある中で,M,L,LLがみな同じ値段であるといううたい文句にほだされて,この店を選んだのだった。
 自分たち2人の前には4人,3人の2団体。ちょっと店をのぞけば,たくさん席が空いていたので,こりゃすぐに入れるな,との判断のもと,待ち順の一覧表に名前を書いたのだった。
 ところがなかなか前の客が入っていかない。どう見たって,4人掛けの席が5つは空いている。20人分はゆとりがある。しかも自分たちは2人である。2人掛けの小さい席も2つ空いている。
 このような飲食店でよくあるのは,4人掛けとかの席はないけれども,2人だと,隙間の席へどうぞと案内してくれることはあるが,それもない。
 そうこうするうちに,お客が会計を済ませて出て行く。そうすると,1組だけ順番の先の家族連れが入っていった。それでもまだ4人掛けが5つは空いている。
 何で客を座らせないのか,よっぽど聞いてみようと思ったが,どうも調理人も人手不足らしい。窓際の席の6人の家族連れも,子どもたちが箸だけを前にして,手持ちぶさたである。
 入場制限をするのは,座って注文しても,どっちにせよ料理にありつけないから人を入れないのかもしれない。
 同じ待つなら,座ってから料理が来るまでの時間が長いよりも,そもそも席に着くまでの時間が長く,すぐに料理が来た方が,人間の心理としては,我慢ができるのかもしれない。とにかくだ,自分が待ち順の一覧表に名前を書いてから自分たちが座るまで,ずっと空き席は20人近くあったのであった。
 この店は4人掛けに換算すると約15,6以上は席があっただろうか。うち,5席はずっと空いていた。自分たちの後ろにも,4人以下の家族連れが3つほど名を連ねていたが,この人たちをみな座らせても,まだ空きがあるのであった。
 さて,ようやく座ったその席はと言えば,待ち順一覧表に名前を書いたときからずっと空いたままの席だった。あそこ空いてるよなあ,2人なんだから,座らせてくれてもいいよなあ,などと言いながら名前を書いて,そのままずっと空いたままで,そして結局はその席に座ったのだった。
 こんなことなら,さっきすぐに座らせてくれてもよかったようなものなのに,単に客を店の前で立たせていただけなのだった。
 店の中は女の子が約3人。忙しそうに立ち働く。自分たちは並んでいるときに何を注文するか決めてあったので,座って水が来たら即注文した。
 自分より一つ前に入った子ども連れの4人家族のお父さんが,ついに大きな声で「すみません。」と言う。いつまでたっても,水を持ってきたあと注文を聞きに来ないからだ。
 この人数の店員なら,食卓の上に無線式の呼び出し装置を置くがよいだろう。
 善意に解釈すれば,混んだ時間に行列ができていて,その余韻で1組出しては1組入れるということを繰り返しているうちに,まとまって団体が出て,それでも片付けも追いつかず,このように空いてきても,相変わらず順番待ちをさせていたのかもしれない。
 支払いをした領収書の刻印は14時05分。ようやく順番待ちの一覧表が取り払われた。と言うことで注文したのは「野菜たっぷり麺」と「焼きそば」をそれぞれLサイズで。「焼きそば」はいいとして,「野菜たっぷり麺」の麺がやわらかい。のびている。ラーメンの麺がのびているのは致命的である。
 よもや,この麺までも,茹であがってからどんぶりに入るまでに,行列で順番待ちをしていたのではあるまいね……
野菜たっぷり麺 焼きそば
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探検隊おまけの報告:
 くわしくはウェブサイトへどうぞ
双喜亭のウェブサイト

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