満腹探検隊
満腹探検隊の探検先:小松うどん道場 つるっと

分類:和食(麺類)
所在地:小松市土居原町(小松駅・駅舎に連続する高架下)
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探検時期:2016年11月  今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:弁慶肉うどん
今回の所要経費:850円
探検隊の報告:
 小松へとやって来た。スポーツ大会の応援である。
 金沢で食べてから小松に来ようと思ったが,試合開始まであまり時間がなく,とっとと小松に着いてそこで食べることにしたのだった。いきなりやって来たのだが,最初は「小松塩焼そば」にしようと思ったが,それを食べられる店がわからない。仕方ないのできっと何かあるだろう小松駅で何か食べることとする。そして,そう言えば小松は「塩焼そば」以外にも「小松うどん」とやらも有名だったと思い出し,ここ小松駅から続く高架下の「小松うどん道場 つるっと」にやって来たのだった。
 入ると券売機があり,何を注文するかだが,やはり満腹探検隊お決まりの券売機の一番左上の「弁慶肉うどん」を選択することとする。うどん1杯にしては850円という結構いいお値段である。ちなみに要するに普通に「肉うどん」で,いちいち「弁慶」と付けなくてもいいようなものだが,勧進帳の町小松らしく,最初の4つのお品書きには頭にそれぞれ「弁慶」「義経」「富樫」「勧進帳」とついている。
 どうせならあとのお品書きも歌舞伎にちなんで名前を付けると面白いかも。やはり「安宅の関」が使われていないので,かけうどんじゃ寂しいから「安宅うどん」とか,いなりとくれば揚げだから「助六いなりうどん」とか,女に化けるから「弁天小僧きつねうどん」とか,同じく白浪五人男の漁師転じた南郷力丸にちなんで「力丸にしんうどん」とかってね。
弁慶肉うどん  なんてな事を思っているうちにやって来たのがこちら「弁慶肉うどん」。ちょっと甘めに味付けをした肉が載っている。そのせいか,出汁も甘くなってしまっている。ちょっと出汁本来の味がわからないのだが,美味しい。
 麺はやや細め。まさしく「つるっと」いただける麺である。
 上に載っているはべん,いやかまぼこは弁慶の顔を模したもの。手の込んだかまぼこである。
はべん  壁には「小松うどん」の定義が書いてあった。書き写すと以下のよう。
小松うどん定義八か条
一,小松市内で製造された麺であるべし
一,手打ち,手打ち風のものであるべし
一,加水量は,小麦粉重量に対して35%以上52%以下を基準とするべし
一,食塩水濃度10%を基準とするべし
一,白山水系の水で仕込むべし
一,出汁はうるめ,むろあじ,さば節等を主に用い,昆布をふんだんに使いひくべし
一,具材は「じのもん」を出来る限り使うべし
一,こまつの発展を願い,茹で上げるべし
 なるほどこのうどんもこの定義に沿って作られているわけだ。まあ,結構ゆるい定義で,「手打ち風」とか「出来る限り」なんてなことなんだが,うどんで有名になるためには,きっとかなりの年月が必要だろうなあ。
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探検隊おまけの報告:
お品書き このときのお品書きいろいろ:
温かいうどん
弁慶肉うどん→850円,義経天ぷらうどん→850円,富樫カレーうどん→780円,勧進帳丸芋磯辺揚げうどん→850円,にしんうどん→880円,なめこ玉子とじうどん→780円,なめこうどん→680円,きざみあげうどん→600円,きつねうどん→550円,月見うどん→500円,うどん→450円
冷やしうどん
ざる→530円,天ざる,和牛ぶっかけ,丸芋磯辺ぶっかけ→各880円,サラダぶっかけ→800円,ぶっかけ→630円
ごはんもの
カレーライス→700円,カレーセット(うどん,サラダ)→980円,天丼→900円,他人丼→800円
そのほかトッピング,蕎麦,飲み物などもあり

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