マレーシア・シンガポール旅行記
 −王宮とマレーシア国立博物館に行く−

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 続いて行ったのが「王宮(イスタナ・ネガラ)」である。
王宮 王宮の正門 王宮の正門の上の紋章
(写真説明 上左:ちょっと離れて王宮の正門を撮影。上中:正門。上右:正門の上の紋章。)

王宮の正門の衛兵 王宮の正門の衛兵と馬 王宮周辺を警護する騎馬隊
(写真説明 上左:衛兵。上中:衛兵と馬。上右:王宮周辺を警護する騎馬隊。)

王宮の中心を向けて撮影 (写真説明 左:王宮の中心。)

 中へ入ることはできず,正門前での記念撮影のみである。正門の両脇には銃を持った衛兵,さらにその脇には馬にまたがった衛兵がいる。そこには黄色い線が引いてあり,ガイドさんがそこより中に入ってはいけませんよと言うのに,それを無視する日本人多数である。あまつさえ,馬にさわる者までいる。馬に蹴られても知らないよ!
 王宮の中には国旗掲揚塔があり,国王がいるときには国旗が掲げられるらしい。この日はなかったので,国王はお出かけ中のようである。アメリカのホワイトハウスのように大統領がいるのかいないのかが,わざとわからないように,いつでも国旗を掲げる国とは違い,マレーシアはのどかでいい国のようである。

 次に行ったのが「マレーシア国立博物館」である。
マレーシア国立博物館 マレーシアの国産車第1号 マレーシアの民家
(写真説明 上左:マレーシア国立博物館の入り口。上中:マレーシアの国産車第1号。上右:マレーシアの民家。)

消防車 (写真説明 左:消防車)

 ここで,マレーシアのことをいろいろと学ぶ。
 やはりどこも東南アジアの国々は欧米の植民地だったことを再確認する。
 それにしても,マレーシアは活気があり,発展をしている国だとつくづく思う。高速道路の様子や,クアラルンプールのビルの様子などは日本の都会に比べて土地にゆとりがある分,これからのさらなる発展を感じさせる。
 ちなみに,マレーシアの概要をマレーシア政府観光局公式サイトから引用すると次のように記述されている。
「東南アジアの中心に位置するマレーシアは,マレー半島とボルネオ島の一部・サバサラワク州から成り立っています。国土面積はマレー半島部分とボルネオ島部分を合わせ,33万338平方キロメートル。日本の面積の9割弱の広さの土地に,日本の16%の人口が住んでいることになります。そして国土の約60%が熱帯雨林で覆われています。人口約2500万人のマレーシアは,マレー系・中国系・インド系,そして多数の部族に分けられる先住民族で構成される多民族国家です。それぞれの民族が持つ宗教,生活習慣の融合は独特な文化を生み,マレーシアの魅力を創り出しています。また,のんびりとくつろぐことの出来る砂浜,南国の熱帯雨林,魅力的な島々,神秘的で荘厳な山々など自然美に溢れる国です。」
 確かにその通りだ。もっとゆっくりとまわってみたい国である。