満腹探検隊
満腹探検隊の探検先:冨單(ふうたん)

分類:中華(ラーメン) 所在地:金沢市有松(有松交差点近く)
−−−お箸の仕切り線−−− 探検時期:2009年7月  今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:つけ麺  今回の所要経費:800円
探検隊の報告:
 いよいよここつけ麺の「冨單」へとやって来る。いつも通りかかるのは休日であり,店の外に10人以上の行列がある。それで,行列嫌いの自分としては,これまではこの店はやめにして,ほかの店へと行っていたのだが,今日は平日。しかも1時を過ぎているので,きっとすぐに入れるだろうとやって来たのだった。
 しかし,行列だった。それでもほんのわずかだったので,行列嫌いの自分も並ぶことにした。13時2分のことである。外に並ぶ行列の5人目である。しかし,ほんの3〜4分ほどで,前の3人が入っていく。ということで,前から2人目である。だが,ここからが長い。店に入ったのは13時18分だから,5人目で15分以上待ったことになる。行列につくときには先に食券を買ってから並んでほしいと書いてあり,つまりは麺を茹で始めていて,入ったらすぐに出てくるという感じである。そうこうするうちに後ろに4〜5人ほど並ぶ。直後に並んだのは通知表渡しにこれから行くらしい母親と中学生。息子が「お母さん,ここのラーメンっておいしいの?」と聞く。母親が「さあ?それがどうか,今から食べてみるのよ。」と答えている。
 さて,13時18分に店に入り,本当に座るとほんの2分ほどでご所望の「つけ麺」が出てくる。麺が出てきたのは13時20分である。やはり,先に食券を買うのは,このようにすぐに出てくるためだったのか。
 たくさんの行列で,おばちゃんと相席のテーブルだったが,おばちゃんが「これにつけて食べるのですか?」と聞いている。さほど,つけ麺というのは,ここ金沢ではあまり馴染みがないのか。しかし,金沢人にはおなじみの「8番ラーメン」にも,つけ麺はある。だがそれは,冷たい麺を冷たいタレにつける,いわばざるそばのラーメン版だ。つまりは冷やし中華のつけだれ版。タレもレモン醤油味って感じである。冷たい中華麺を,温かい,しかも濃厚な中華スープにつけるというのはやはり,珍しいことかもしれない。それでも,これが流行なのか,あちこちのラーメン屋で,この手のつけ麺が出てきている。といっても,夏季限定だったり,普通のラーメンのほかにあるお品書きだったりするが,年中つけ麺というか,これしかない,なんて店は金沢では見かけない。だから行列なのだろうか。
 座ると,テーブルの上の表示には「『あつもり』もできます」とある。漢字で書いてないが,「あつもり」とは「麺が温かい盛りつけ」のことらしい。「あつもり」と聞くと平家の「敦盛」を思い浮かべるのは,やはりおじさんか。まあこれも,「あつもり」という業界用語を聞いても,まったくわからないわけで,かようにつけ麺とは金沢では馴染みがないということか。
つけ麺  さて,味の方だが,つけだれはかなり濃厚である。しかも,魚介の味がただよう。スープをすすれば,黒い粉。昨日食べた「紺のれん」の正油ラーメンに入っていたような,鰹節だか煮干しの粉のような感じである。麺は太麺で,しこしこいただける。つけだれのチャーシューもかなり大きめのものをフライドポテトのように切ってある。ということで,おいしくいただいた。
 ラーメンが来て,すぐに,薄めるためのスープが出てきたが,最後にこれを入れてスープを飲もうとしたが,それでもかなり濃いめ。濃い味を好む自分でさえなんて濃い味と思うのだから,そして,これだけ薄めてもこの味だから,元々かなり濃い味である。それでも,半分くらいは飲んでしまう,お汁好きなのだった。それにしても,これだけ濃かったら,もっと少量のつけだれでいいのにと思うのは貧乏性か。飲みきれないスープをもったいないと思うのだった。スープもっと少なくていいから,500円くらいの値段にしてくれ,と思うのだった。
 座ったのが入って右のテーブル席で,券売機の前なので,食券を買うお客がおねえさんにいろいろと質問をして,それにおねえさんが答えるのが面白い。
 おじさんがやってきて,「この店はどんなラーメンがおすすめや?」と聞く。おねえさんが「この店はつけ麺しかございません。味玉つけ麺が一番出ています。」なんて答えている。同席のおばちゃんは普通のつけ麺だったし,ほかのお客の注文もわからないので,「味玉つけ麺」がよく出ているのかどうかは,定かではない。それと,表に「つけ麺」と出ていても,ラーメン屋としか思わないのが,おじさんらしい。まあ,自分も今日ここへ来るまでは,つけ麺しかないとは,予想はしていたが,やはりそうだった。
 一度つけ麺の食券を買ったものの,チャーシューの追加券を買うお客がいる。チャーシューは200円増しらしい。チャーシューは200円増しで,どんな姿で出てくるのだろう?
 「普通盛りはどれくらい入っているのか?」と聞くお客もいる。おねえさんが「普通盛りで麺は300gくらい,大盛りですと450gくらいです。」と答えている。大盛りが100円増しだから,麺の1.5倍増量ということからすると,大盛りは結構お得感がある。それでも,麺を450g食べるのは,炭水化物のとりすぎである。(ってお客の注文は勝手だよね。)
 さて,自分は10分ほどで食べ終える。しかし,自分が並んでいるときからすでに食べ始めているカップルは,つけ麺1杯に30分以上もかけている。そんなに時間かけるなよ。順番待ちなんだからと言いたいが,2人のおしゃべりが楽しいらしい。自分が食べ終えて出たあとに,ようやく店を出た。よく見ると2人は別々の車で来ている。まあそんなこと観察しても何の意味もないのだが,ゆっくりと,あまりにも長いこと時間をかけてつけ麺を食べていたので,ついつい見てしまったのだ。要するに,彼らにとってはここはつけ麺を味わう店ではなく,楽しく食事をする店なのだった。まあ,それが当たり前だが……
 ということで,自分が店を出たのは13時30分。待ち時間20分,食事に10分であった。ちなみに,店を出たとき店の外には行列がとぎれずできていて,先ほどより長く,12人が並んでいる。ちょっとしたタイミングで,すぐに入れたり,長く待ったり,ちょっと待ったりするようであった。
 ところで,先ほどの中学生のお母さん,果たしてこのつけ麺にどのような感想を持ったのだろう?
−−−お箸の仕切り線−−− 探検隊おまけの報告:

座席数
座席数:カウンター6席,3人掛けテーブル×1,4人掛けテーブル×2
お品書き
このときのお品書きいろいろ:
つけ麺→800円,味玉つけ麺→900円,チャーシューつけ麺→1000円,大盛りは100円増し
−−−お箸の仕切り線2 箸袋つき−−− 満腹探検隊の トップページ  検索のページ
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