満腹探検隊
満腹探検隊の探検先:YORK(ヨーク)

分類:ジャズバー 所在地:金沢市香林坊(日本銀行の裏)

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 このページは2007〜2019年の報告です。
 ちなみに2020年〜2021年はCOVID-19のせいで飲み会もなかったんですよね。
 2022年〜の報告

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探検時期:2007年6月
今回の探検目的:宴会っていうよりもぶらりと飲みに入る
今回のお品書き:酒を飲む  今回の所要経費:もはや謎
探検隊の報告:
 「YORK」は当ウェブサイトの「おすすめの金沢」でも紹介しているジャズバーである。
 さて,ほんとに何回この「YORK」に来ていることやら。まさしく「よーく」来ている。なんてオヤジギャグを言うほどに,年をとってしまったのであった。
PKPのボトル  今日も今日とて,宴会の帰りに,またふらりと立ち寄った。そして,マダムととりとめのない会話をして,そして帰るのであった。
 今夜は記念にと,いつもの「PKP」のサイン入りボトルを撮影しておく。
 このサインも,もはや20年以上も前からのものである。
 時には,仲間が何人か一緒に,時にはかわいい女の子と共に,そして,ほとんどは一人で来るのがこの「YORK」であった。

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探検時期:2011年1月  今回の探検目的:宴会のあとにぶらりと飲みに入る
今回のお品書き:酒を飲む  今回の所要経費:もはや謎
探検隊の報告:
PKPのボトル  今夜も一人呑みである。
 宴会の帰りに,ちょっと寂しくて,一人ふらりとここ「ヨーク」へやって来る。別に立ち寄らなくてもそのまま帰宅すればよさそうなものだが,何となく呑みたい気分の日だったので,一人でやって来る。
 前回はいつだったのか,あまり覚えてない。来てもまずボトルを撮影することもないので,記録にも残っていない。
 今夜はちょいと携帯でメールを書きながら,携帯出したついでに撮影した。
「過去は消すものじゃなくて,過去は学ぶもの。」なんてわかったようなメールを送りながらね。
 そんなこと言いながらも,一番過去にこだわってるのは自分なのかもしれない。いい加減に過去を吹っ切ればいいのに,なんてなことを思いながらも,一杯呑みつつ,一人酒である。

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探検時期:2013年3月  今回の探検目的:宴会のあとにぶらりと一人呑み
今回のお品書き:酒を飲む  今回の所要経費:1200円
探検隊の報告:
PKPのボトル  久しぶりの「ヨーク」である。宴会の一人二次会である。一次会ですべてお開きとなり,帰宅してもいいのだが,おじさんはふらりと街に出る。彦三の「貴船」で一次会,そのあと街中をふらりと歩いて香林坊に来たのだった。
 「久しぶりねえ。」とママ,いや今夜の「ヨーク」は酒場だから,女性でもマスターだが,その彼女に言われるが,確かに久しぶりである。またもやボトルが曇っているか。いや,大丈夫か。
 何しろこの店,ボトルはお客が来ると磨かれる。なので,ご無沙汰しているとボトルの表面がすすけてくるのである。
「ロックだったっけ?」と確認されて,「うん。」と答える。
 毎度のことだが,どんな曲がかかっていても,気にせず一人ぼーっと過ごす。
「70歳まではなんとか頑張るわ。」とマスターが言うが,そっか,マスターもいい年だなあと思う。だが,自分もいい年なのである。マスターが四捨五入して70歳なら,自分も四捨五入して60歳である。30年以上ここに通っているのだから,そうなるなあ。
 そして,あの頃の同僚のことが話に上る。
「Hさんは最近見てへんわぁ。」
「50過ぎても相変わらずミニスカやよ。」
「Yさんはどないしてんのやろ。」
「結局あの業界勤務で終わるみたいやし。」
「ええっ,Yさんってもう定年の年なん?」
「そうなげんて。」
などと,関西弁と金沢弁での会話となる。
 ロックの氷を指でくるくるかき回し,ちょっとしゃべっては,またぼーっとジャズを聴く。それが一人ヨークなのだった。

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探検時期:2014年1月  今回の探検目的:宴会のあとにぶらりと一人呑み
今回のお品書き:酒を飲み,ボトル空にしたので,また1本ボトルキープ
今回の所要経費:7200円
探検隊の報告:
 久しぶりの「ヨーク」である。今夜の宴会も一次会でお開きとなり,ちょい寂しいおじさんは金沢駅前からバスで香林坊へと向かう。たまたま100円で乗れる「まちバス」がやって来たので,それで移動する。自分はベンチシートの横向き座席だが,その正面の前向き一人シートに座るのはミニスカの女の子である。彼女が片足を前に投げ出し,きわどい格好で座っている。おいおい,もう少しお淑やかに座ってはどうかね,と思うのだが,そんな人の思いなどには無頓着で,ケータイ,いやスマホか,をさわり続けているのだった。
 さて,香林坊バス停で降りて,寒い1月の街を日銀裏へと向かう。1月なのだが,今日もお天気はよく,気温が10度以上まで上がり,雪はすっかり溶けている。
 ヨークの扉を開けると,カウンターに一人先客があり,マスターと語らっている。自分は奥の方のカウンター席に陣取り,ニッカのピュアモルトをロックでいただく。
「久しぶりねえ。」
と言われるのだが,確かに久しぶりなのである。ボトルのすすけ具合でわかるのである。
 おつまみはナッツ。この塩辛さがウィスキーに合っている。
 カウンターの先客はしばらくすると帰ってしまう。
PKPのボトル 「何か聴きたい曲ある?」
と問われるのだが,特にジャズに造詣が深いわけでも何でもないので,
「何でもいいよ。」
と答える。今夜はCDではなく,すべてアナログのレコードばかりがかかっている。
 しばらくすると,二人連れがやって来て,奥のテーブル席に陣取る。そして,しばらくしてのリクエストがストーブで焼くお餅である。いくつか焼いて,1つあげましょうと言われ,ありがたくいただいたのだった。なかなか美味しかったね。
 ということで,この夜はボトルを飲み干したので,新しいボトルを入れ,それに毎度おなじみ「PKP」のサインをして,去ったのだった。

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探検時期:2015年3月  今回の探検目的:宴会のあとにぶらりと一人呑み
今回のお品書き:軽くロックを2杯
今回の所要経費:1300円
探検隊の報告:
 お目出度い宴会の2次会である。1次会は横安江町の「安心院」。素敵な料理でお腹ばかりか心までも満たされる。そのあとは武藏が辻でみんな三々五々解散し,おなかはいっぱいなのだが,もうちょっと飲みたい気分ということで,ふらり香林坊へとやって来る。
 3月の半ばとはいえ,今週は雪が降り積もる寒い金沢である。明日は北陸新幹線開業日とやらで,町中は賑やかなようだが,一般庶民にはとりたてて関係がない。ただ,東京へ出かけるにはえらく早くなったなあという感じである。
夜の日銀裏  今夜は日本銀行金沢支店の裏通りを撮影しておいた。真ん中に「ヨーク」の看板が光る。久しぶりの訪問である。
 扉を開けるとお客は誰もいない。カウンターのいつもの柱の右の席に座る。いや,「いつもの」なんてかっこいいことを言っているが,単に誰もいなけりゃカウンター席の真ん中あたりに座るだけのことである。
「水割りだっけ?」とママに聞かれるくらいに久しぶりの訪問。1年と2か月ぶりだ。
「いいや,ロックで。」と答えて,座る。
「あれれ,このボトル封切ってないわ。」
「えっ,そうなの?」と,本人も知らない。昨年来てボトル新しく入れて,入れただけで封を切らなかったらしい。
「今、このボトルあちこちで品切れなんやって。」
「そうなん?」
「うん。ほらNHKのあのテレビの影響やって。」
 なるほどあの連続テレビ小説の「まっさん」とやらの影響で,ニッカのウィスキーが売れているらしい。
「みんな年取ったよねえ。」とママが言う。
 そりゃそうだ。社会人になってからこの店に通い,今じゃあと2年で定年退職である。
「藤井さんって元気?」と聞くので,「いや,去年死んじゃったよ。」と答える。
 「藤井さん」とは,当ウェブサイトの「藤井肇仮想美術館」で取り上げている芸術家である。彼も自分が社会人になったその年からお世話になった人だった。
「そっか。新聞読まへんから,ちっとも分からへんわ。」とママ。
 しばらくすると夫婦連れの二人がやって来る。自分よりも年上らしい。今日は21世紀美術館で映画を見てきたとのこと。悠々自適の生活のようである。
 次にママは彼らとのおしゃべりになる。
 もう一杯ロックをお代わりして,あとはお勘定。まだまだ寒い金沢の夜。雪が上がっただけいいかと思いつつ帰宅したのだった。

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探検時期:2015年7月  今回の探検目的:宴会のあとにぶらりと一人呑み
今回のお品書き:軽くロックを1杯
今回の所要経費:800円
探検隊の報告:
店の中  今夜も今夜とて「一人ヨーク」である。
 1次会は新橋近くの「たけし」。そのあと誰も2次会へ行こうとも言わず,自分もみんなに2次会へ行こうとも誘わず,一人ふらりと夜の片町を歩く。自分もこれ以上みんなと元気に騒ごうとも思わず,まだ語り足りない気分でもなく,なので「一人ヨーク」である。
 先客のカップルがカウンター席にいたので,自分は今夜は柱の左側。いつものボトルをロックでいただく。
ニッカ ピュアモルト 「このボトルもうあと数年間は発売しないらしいんよ。」とママ。
「えっ〜そうなん?!」と驚く。
 ニッカウィスキーが売れたおかげで,特にモルトウィスキーがよく売れて,この「ピュアモルト」も原酒がないらしい。おやまあ,この薬瓶みたいなボトルが好きで,35年以上もこのウィスキーを飲んできたのに。大事に飲みたいと思うが,ボトルも残り半分ほど。次に発売されるまで大事に残っているとは思えない。
 ということで,今夜は1杯だけで去ることとする。
「おあいそ。」と言うと,
「えーっと,いくらかなあ。まあ,800円ね。」と結構いい加減なママ。
「あははっ」と笑うと,
「まあ,おつまみの量で決まるわね。」
 という具合。
 まるで喫茶店でコーヒーを飲むように,ちょっとばかり時間をつぶして,店を去る次第。いよいよ夏が始まるなあ。

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探検時期:2016年3月  今回の探検目的:宴会のあとにぶらりと一人呑み
今回のお品書き:ロック2杯とオイルサーディン
今回の所要経費:1600円
探検隊の報告:
 おめでたい会の後である。みんなはお疲れ模様。自分はもう少し飲みたい気分。そこで金沢駅前から香林坊まで夜風に吹かれて歩くこととする。まあ2kmあまりの距離で,結構な距離というべきか,たいしたことのない距離というべきか,最近ろくに歩いていないので,30分近く歩く。
 さて今夜は4人ほどがカウンター席に陣取っている。自分は今夜は一番の入口近くに座る。そしていつもの「ピュアモルト」のロックである。そしてママには「今夜は乾きものじゃなくて……」と言いかけると,さっとよけて黒板のお品書きを見せてくれる。まあだいたい決まっていたのだが「じゃあ,オイルサーディンを。」と言う。
オイルサーディン  ロックをいただきながらジャズを聴く。
 見ているとオイルサーディンの缶詰が開けられ,缶ごと直火にかけられる。その上に玉ねぎの輪切り。しばらくしてこれは和風出汁だろうか,それとも醤油だけか,その上から振りかけられる。最後に赤い粉。これは辛くなかったので,パプリカか。そうやって居酒屋風の,いや立ち飲み屋風の「オイルサーディン」ができあがる。
 しかしこれが美味いのである。おつまみにぴったりだ。ちょっとした手を加えるだけの簡単おつまみである。これをいただきながらロックを2杯。いよいよこのボトルもなくなりそうである。30数年間もおつきあいいただいた「ピュアモルト」なのだが,製造中止なので,さて,次はどのボトルにしようか。とりあえずはロック2杯分くらいは残っているのだが……

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探検時期:2016年5月  今回の探検目的:宴会のあとにぶらりと一人呑み
今回のお品書き:ロック2杯とオイルサーディンとボトル新たに入れる
今回の所要経費:8000円
探検隊の報告:
オイルサーディン  宴会のあとの一人2次会である。
 ふらり「ヨーク」へやって来て,前回と同じくオイルサーディンを注文。
ボトル  そしていよいよ「ニッカ ピュアモルト」がなくなった。さればとて,それに代わるボトルである。同じような雰囲気がいいので「ニッカ フロムザバレル」を選択する。中身の琥珀色がきれいに見えて,小ぶりで,ちょいと雰囲気のいいやつ。
 またもや「PKP」のサインである。
 こうやって夜は更けていく。

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探検時期:2017年3月  今回の探検目的:宴会のあとにぶらりと一人呑み
今回のお品書き:ロック何杯かとオイルサーディン
今回の所要経費:確か2300円払ったような気が……
探検隊の報告:
 宴会の3次会である。1次会は久しぶりの「松魚亭」。ここでの同業者の会の解散会。そのあと送迎バスで2次会の設定してある金沢駅前のホテルに行く。ここで帰ればいいようなものの,帰らずに香林坊へと一人繰り出すので,はまるのであった。
 さて,店に入るとカウンター席に4人ほど陣取っている。左にはカップルが,右端には若い男性が一人。柱の近くにまあ若い(?)女性が一人。その女性と男性の間の空いたところに座り,ロックと毎度おなじみオイルサーディンである。
 しばらくするとまたもやカップルがやって来て,テーブル席に座る。そういえば今どきは「アベック」というのは死語らしい。運動会の種目でも「アベック2人3脚」なんてのがよくあったような気がするが, オイルサーディン
 そのカップルもカウンター席のカップルが去ったあとカウンター席に座り直すのだが,彼らは県外の人たち。ついでに右端の男性も県外の旅人。一人の彼は友達がすでに眠ってしまい,一人夜の町に繰り出したらしい。
 左の2人が「ウェブサイト見たんですよ。」なんて言うので、ママが「もしかしたら青いページ?」なんて聞くと「そうだ。」との答え。
「あら〜,それってKochanのページじゃないの。」
 と答える。なにしろ当ウェブサイトの「おすすめの金沢」で「YORK」のページがあるのだが,それを見たらしい。この「ヨーク」の営業に少々ではあるが貢献している。
 左のまあ若い女性は30年ぶりとかに来たとか。昔OLだった頃,お昼にコーヒーを飲みに来たとか。なので,30年前ですでにOLなので一応自分よりはまあ若い女性。彼女が結構よくしゃべり,ついでに人のボトルをもっと飲めばと注ぐのだが,すでに飲み過ぎである。めっちゃ濃い酒になる。いい加減にママに「今日は打ち止めよ。」とたしなめられる始末である。
 それにしても県外の旅人たちと語り,やって来たきっかけがこちらのつくったウェブサイトのページであり,30年ぶりにやって来た見ず知らずのまあ若い女性と語り,ふらり一人酒の若者と語り,世の中縁だねえ。
 そしてお勘定をして店を出ると,左のカップルの男性が外へ出てきて人と握手する。いや,こっちは何もしたわけじゃないんだけどね。いやはや縁というのは面白いねえ。

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探検時期:2018年6月  今回の探検目的:宴会のあとにぶらりと一人呑み
今回のお品書き:ロック飲んでおつまみはオイルサーディン+ボトル空っぽになり新しく補充
今回の所要経費:7200円
探検隊の報告:
 久しぶりの「一人ヨーク」である。いったいいつ以来やら。
 この日は職場のさる課の飲み会。美味しい料理をいただき,結構呑んだが,そのあとふらりと香林坊を目指す。1次会で帰るのもさみしいので,「一人ヨーク」なのだった。
 店のドアを開けると,お客は誰もいない。ママが一人カウンターに座って何やらやっていた。
「あら久しぶり。」
 と言われながら,カウンターの一つに陣取る。
オイルサーディン  いつものボトルを見れば,残り少ない。いや,1回でなくなった。そしていつもの「オイルサーディン」を注文して,ぼーっとジャズを聴く。
「そう言えば,この間,さるチラシを見て,CDを買ったんだけどね。聴いてる暇もないんだよ。ソニーなんとかってやつ……」
 すると,ママはすかさず2人ほどの名前を挙げる。
「はっきりとは覚えてなくてね。でもジャケットはいかにもアメリカらしい感じで,タイトスカートの女の人の下半身で,モノクロで,スリットからすらりとした足が見えてる……」
「じゃあソニー・クラークね。」
 とママはいとも簡単にたくさんあるレコードの中からその1枚をとりだして見せる。
「これ有名よ。」
「えっ,そうなん?」
ソニー・クラークのレコード 「それに,このジャケットの女の人って,モデルじゃなくて,事務員なんだって。」
「ええっ」
 とまた,このレコードのありかをすぐに当てることにも感心するが,そのうんちくにも感心する。そして,このレコードをかけてもらうこととする。
「ほら,聴いたことあるでしょ。」
 とママ。いやはや,このアルバムがそんなに有名だったとは。
 そうこうするうちに,ウィスキーもなくなり,同じボトルを1本入れることとする。前のボトルの裏を見ると,ちょうど2年と1ヶ月前の日付が入っている。時の流れるのは早いと言うべきか,それとものんびりしていると言うべきか。
 さて,11時も過ぎたので,帰るとするか。昔なら12時前には帰ったことがなかったのに……

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探検時期:2019年6月  今回の探検目的:宴会のあとにぶらりと一人呑み
今回のお品書き:ロック飲んでおつまみはオイルサーディン
今回の所要経費:1800円
探検隊の報告:
 宴会2次会,ふらり一人呑みである。
 1次会で美味しい会席料理をいただき,さて2次会へはというと,誰も行きそうもないので,ふらり一人呑みである。梅雨の合間で,雨が降らず,暑くもなく,寒くもない夜の町を歩く。水曜日の夜とあってか,人通りもそんなに多くない。日本銀行の塀沿いに歩き,あれれ,看板がないし,今夜はお休みかと思ったら,まだ店の手前で,もうちょっと歩くと,その先に,明かりが見えた。
 扉を開けるとお客は誰もいない。ママが一人でカウンター席で本を読んでいたが,立ち上がって,カウンターの中に移動。
 上着を脱いで,空いている席に座る。
「ロックだったっけ?」
オイルサーディン  とのママの問いかけに「うん」と答えて,できあがるのを待つ。そして,おつまみには,ここでの最近の定番「オイルサーディン」をリクエストする。
 目の前で切られる玉ねぎを眺めつつ,ママとたわいもない会話をする。
 そうだ,さっきの1次会はあまりしゃべらなかったので,しゃべり足りなかったのかな,などと自分で思いつつ,たわいもない会話が続く。
 できあがった「オイルサーディン」はおつまみにぴったり。シンプルで,缶のまま供されて,これがまた「ヨーク」らしい。
 毎度おなじみ携帯電話のおまけのカメラで写真を撮る。
「何かに載せるの?」
 と聞かれて,
「ほら,いつもの青いページ。」
 と,この「ヨーク」を紹介しているページのことを言うと
「あっ,そうだったわね。」
 と,納得した模様。
 近況報告をお互いにしつつ,夜が更けていく。
 こちらはSNSなど活用せず,昔ながらの手作りのウェブサイトでの情報発信である。
 そろそろ終バスの時刻が近づいてきたので,退散することとする。
「あら,今夜は早いわね。こんな時間までバスがあるの?」
 と聞かれて,これまた「うん」と答える。
 ちょうどいい量の酒を呑み,おつまみをいただき,店を去る。
 この店も,いつまでもあってほしいねえ。

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探検時期:2019年12月  今回の探検目的:宴会のあとの3次会
今回のお品書き:自分はロック飲んでおつまみはオイルサーディン 連れははて,なんだったやら
今回の所要経費:なんと5000円あまりの支払いをおごってもらったはず
探検隊の報告:
 宴会の3次会である。
 今回は珍しく連れがいる。なんと,いつもの「ディープな金沢探検隊」でおなじみのアメリカからやって来たケイ女史である。
 これまで2回ほど,「ディープな金沢探検隊」の時にここへ来ようとしていたのだが,毎回時間が遅く,閉まっていたのである。
ボトル  いよいよ「三度目の正直」というやつで,やって来たのだった。
「今夜こそ『ジャズバー』に行きたい。」
 ということで,ようやく3次会ではあったがたどり着いたのだった。
 ちなみに,今夜は彼女とは0次会からの付き合いである。0次会を「波なみ」で軽くやり,1次会はみんな集まって「楽の市」で,そこを出たら,せせらぎ通り沿いの「Bar KIRIKOU(キリク)」で謎の酒を呑み,その後ここにたどり着く。
オイルサーディン  つまりは自分はすでにかなりの酔っ払いである。
 ここで覚えているのは,たどり着いたらカウンターに座り,いつものボトルを出してもらい,ロックで呑んで,おつまみに毎度おなじみ「オイルサーディン」を出してもらったこと。
ケイ女史とママ  何しろ,ケイ女史が何を注文して呑んでいたのかも覚えていない。
 そして珍しく,ママの姿を撮ったらしい。そんな写真が残っている。右に写る手はケイ女史のもの。
 そうこうするうちにもう一人の隊員がやって来て合流した。
 彼は何を呑んだかは定かではないが,パスタを注文して食べていたはず。
 そうそう,それで思い出した,入り口近くには2人連れのお客がいたなあ。右方向を見たときのことを思い出した。
 早い話が,とにかく酔っ払いである。
 そして最後の支払いは「いつもおごってもらってるから,今夜は出します。」と言われて,一つも出さなかった。
 そんな彼にお礼を言ったのやらも定かではない。
 店を出たら別れて,一人路地を歩いて,表通りに出て,タクシーを拾ったところまでは覚えているが……

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−−−四角形の仕切り線−−−
探検隊おまけの報告:
 当ウェブサイトの「おすすめの金沢」の「YORK」のページへもどうぞ。

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 このページは2007〜2019年の報告です。
 ちなみに2020年〜2021年はCOVID-19のせいで飲み会もなかったんですよね。
 2022年〜の報告

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