満腹探検隊
満腹探検隊の探検先:YORK(ヨーク)

分類:ジャズバー 所在地:金沢市香林坊(日本銀行の裏)
−−−お箸の仕切り線−−− 探検時期:2007年6月
今回の探検目的:宴会っていうよりもぶらりと飲みに入る
今回のお品書き:酒を飲む  今回の所要経費:もはや謎
探検隊の報告:
 「YORK」は当ウェブサイトの「おすすめの金沢」でも紹介しているジャズバーである。
 さて,ほんとに何回この「YORK」に来ていることやら。まさしく「よーく」来ている。なんてオヤジギャグを言うほどに,年をとってしまったのであった。
PKPのボトル  今日も今日とて,宴会の帰りに,またふらりと立ち寄った。そして,マダムととりとめのない会話をして,そして帰るのであった。
 今夜は記念にと,いつもの「PKP」のサイン入りボトルを撮影しておく。
 このサインも,もはや20年以上も前からのものである。
 時には,仲間が何人か一緒に,時にはかわいい女の子と共に,そして,ほとんどは一人で来るのがこの「YORK」であった。
−−−お箸の仕切り線−−− 探検時期:2011年1月  今回の探検目的:宴会のあとにぶらりと飲みに入る
今回のお品書き:酒を飲む  今回の所要経費:もはや謎
探検隊の報告:
PKPのボトル  今夜も一人呑みである。
 宴会の帰りに,ちょっと寂しくて,一人ふらりとここ「ヨーク」へやって来る。別に立ち寄らなくてもそのまま帰宅すればよさそうなものだが,何となく呑みたい気分の日だったので,一人でやって来る。
 前回はいつだったのか,あまり覚えてない。来てもまずボトルを撮影することもないので,記録にも残っていない。
 今夜はちょいと携帯でメールを書きながら,携帯出したついでに撮影した。
「過去は消すものじゃなくて,過去は学ぶもの。」なんてわかったようなメールを送りながらね。
 そんなこと言いながらも,一番過去にこだわってるのは自分なのかもしれない。いい加減に過去を吹っ切ればいいのに,なんてなことを思いながらも,一杯呑みつつ,一人酒である。
−−−お箸の仕切り線−−− 探検時期:2013年3月  今回の探検目的:宴会のあとにぶらりと一人呑み
今回のお品書き:酒を飲む  今回の所要経費:1200円
探検隊の報告:
PKPのボトル  久しぶりの「ヨーク」である。宴会の一人二次会である。一次会ですべてお開きとなり,帰宅してもいいのだが,おじさんはふらりと街に出る。彦三の「貴船」で一次会,そのあと街中をふらりと歩いて香林坊に来たのだった。
 「久しぶりねえ。」とママ,いや今夜の「ヨーク」は酒場だから,女性でもマスターだが,その彼女に言われるが,確かに久しぶりである。またもやボトルが曇っているか。いや,大丈夫か。
 何しろこの店,ボトルはお客が来ると磨かれる。なので,ご無沙汰しているとボトルの表面がすすけてくるのである。
「ロックだったっけ?」と確認されて,「うん。」と答える。
 毎度のことだが,どんな曲がかかっていても,気にせず一人ぼーっと過ごす。
「70歳まではなんとか頑張るわ。」とマスターが言うが,そっか,マスターもいい年だなあと思う。だが,自分もいい年なのである。マスターが四捨五入して70歳なら,自分も四捨五入して60歳である。30年以上ここに通っているのだから,そうなるなあ。
 そして,あの頃の同僚のことが話に上る。
「Hさんは最近見てへんわぁ。」
「50過ぎても相変わらずミニスカやよ。」
「Yさんはどないしてんのやろ。」
「結局あの業界勤務で終わるみたいやし。」
「ええっ,Yさんってもう定年の年なん?」
「そうなげんて。」
などと,関西弁と金沢弁での会話となる。
 ロックの氷を指でくるくるかき回し,ちょっとしゃべっては,またぼーっとジャズを聴く。それが一人ヨークなのだった。
−−−お箸の仕切り線−−−
探検時期:2014年1月  今回の探検目的:宴会のあとにぶらりと一人呑み
今回のお品書き:酒を飲み,ボトル空にしたので,また1本ボトルキープ
今回の所要経費:7200円
探検隊の報告:
 久しぶりの「ヨーク」である。今夜の宴会も一次会でお開きとなり,ちょい寂しいおじさんは金沢駅前からバスで香林坊へと向かう。たまたま100円で乗れる「まちバス」がやって来たので,それで移動する。自分はベンチシートの横向き座席だが,その正面の前向き一人シートに座るのはミニスカの女の子である。彼女が片足を前に投げ出し,きわどい格好で座っている。おいおい,もう少しお淑やかに座ってはどうかね,と思うのだが,そんな人の思いなどには無頓着で,ケータイ,いやスマホか,をさわり続けているのだった。
 さて,香林坊バス停で降りて,寒い1月の街を日銀裏へと向かう。1月なのだが,今日もお天気はよく,気温が10度以上まで上がり,雪はすっかり溶けている。
 ヨークの扉を開けると,カウンターに一人先客があり,マスターと語らっている。自分は奥の方のカウンター席に陣取り,ニッカのピュアモルトをロックでいただく。
「久しぶりねえ。」
と言われるのだが,確かに久しぶりなのである。ボトルのすすけ具合でわかるのである。
 おつまみはナッツ。この塩辛さがウィスキーに合っている。
 カウンターの先客はしばらくすると帰ってしまう。
PKPのボトル 「何か聴きたい曲ある?」
と問われるのだが,特にジャズに造詣が深いわけでも何でもないので,
「何でもいいよ。」
と答える。今夜はCDではなく,すべてアナログのレコードばかりがかかっている。
 しばらくすると,二人連れがやって来て,奥のテーブル席に陣取る。そして,しばらくしてのリクエストがストーブで焼くお餅である。いくつか焼いて,1つあげましょうと言われ,ありがたくいただいたのだった。なかなか美味しかったね。
 ということで,この夜はボトルを飲み干したので,新しいボトルを入れ,それに毎度おなじみ「PKP」のサインをして,去ったのだった。
−−−お箸の仕切り線−−−
探検時期:2015年3月  今回の探検目的:宴会のあとにぶらりと一人呑み
今回のお品書き:軽くロックを2杯
今回の所要経費:1300円
探検隊の報告:
 お目出度い宴会の2次会である。1次会は横安江町の「安心院」。素敵な料理でお腹ばかりか心までも満たされる。そのあとは武藏が辻でみんな三々五々解散し,おなかはいっぱいなのだが,もうちょっと飲みたい気分ということで,ふらり香林坊へとやって来る。
 3月の半ばとはいえ,今週は雪が降り積もる寒い金沢である。明日は北陸新幹線開業日とやらで,町中は賑やかなようだが,一般庶民にはとりたてて関係がない。ただ,東京へ出かけるにはえらく早くなったなあという感じである。
夜の日銀裏  今夜は日本銀行金沢支店の裏通りを撮影しておいた。真ん中に「ヨーク」の看板が光る。久しぶりの訪問である。
 扉を開けるとお客は誰もいない。カウンターのいつもの柱の右の席に座る。いや,「いつもの」なんてかっこいいことを言っているが,単に誰もいなけりゃカウンター席の真ん中あたりに座るだけのことである。
「水割りだっけ?」とママに聞かれるくらいに久しぶりの訪問。1年と2か月ぶりだ。
「いいや,ロックで。」と答えて,座る。
「あれれ,このボトル封切ってないわ。」
「えっ,そうなの?」と,本人も知らない。昨年来てボトル新しく入れて,入れただけで封を切らなかったらしい。
「今、このボトルあちこちで品切れなんやって。」
「そうなん?」
「うん。ほらNHKのあのテレビの影響やって。」
 なるほどあの連続テレビ小説の「まっさん」とやらの影響で,ニッカのウィスキーが売れているらしい。
「みんな年取ったよねえ。」とママが言う。
 そりゃそうだ。社会人になってからこの店に通い,今じゃあと2年で定年退職である。
「藤井さんって元気?」と聞くので,「いや,去年死んじゃったよ。」と答える。
 「藤井さん」とは,当ウェブサイトの「藤井肇仮想美術館」で取り上げている芸術家である。彼も自分が社会人になったその年からお世話になった人だった。
「そっか。新聞読まへんから,ちっとも分からへんわ。」とママ。
 しばらくすると夫婦連れの二人がやって来る。自分よりも年上らしい。今日は21世紀美術館で映画を見てきたとのこと。悠々自適の生活のようである。
 次にママは彼らとのおしゃべりになる。
 もう一杯ロックをお代わりして,あとはお勘定。まだまだ寒い金沢の夜。雪が上がっただけいいかと思いつつ帰宅したのだった。
−−−お箸の仕切り線−−−
探検時期:2015年7月  今回の探検目的:宴会のあとにぶらりと一人呑み
今回のお品書き:軽くロックを1杯
今回の所要経費:800円
探検隊の報告:
店の中  今夜も今夜とて「一人ヨーク」である。
 1次会は新橋近くの「たけし」。そのあと誰も2次会へ行こうとも言わず,自分もみんなに2次会へ行こうとも誘わず,一人ふらりと夜の片町を歩く。自分もこれ以上みんなと元気に騒ごうとも思わず,まだ語り足りない気分でもなく,なので「一人ヨーク」である。
 先客のカップルがカウンター席にいたので,自分は今夜は柱の左側。いつものボトルをロックでいただく。
ニッカ ピュアモルト 「このボトルもうあと数年間は発売しないらしいんよ。」とママ。
「えっ〜そうなん?!」と驚く。
 ニッカウィスキーが売れたおかげで,特にモルトウィスキーがよく売れて,この「ピュアモルト」も原酒がないらしい。おやまあ,この薬瓶みたいなボトルが好きで,35年以上もこのウィスキーを飲んできたのに。大事に飲みたいと思うが,ボトルも残り半分ほど。次に発売されるまで大事に残っているとは思えない。
 ということで,今夜は1杯だけで去ることとする。
「おあいそ。」と言うと,
「えーっと,いくらかなあ。まあ,800円ね。」と結構いい加減なママ。
「あははっ」と笑うと,
「まあ,おつまみの量で決まるわね。」
 という具合。
 まるで喫茶店でコーヒーを飲むように,ちょっとばかり時間をつぶして,店を去る次第。いよいよ夏が始まるなあ。
−−−お箸の仕切り線−−−
探検時期:2016年3月  今回の探検目的:宴会のあとにぶらりと一人呑み
今回のお品書き:ロック2杯とオイルサーディン
今回の所要経費:1600円
探検隊の報告:
 おめでたい会の後である。みんなはお疲れ模様。自分はもう少し飲みたい気分。そこで金沢駅前から香林坊まで夜風に吹かれて歩くこととする。まあ2kmあまりの距離で,結構な距離というべきか,たいしたことのない距離というべきか,最近ろくに歩いていないので,30分近く歩く。
 さて今夜は4人ほどがカウンター席に陣取っている。自分は今夜は一番の入口近くに座る。そしていつもの「ピュアモルト」のロックである。そしてママには「今夜は乾きものじゃなくて……」と言いかけると,さっとよけて黒板のお品書きを見せてくれる。まあだいたい決まっていたのだが「じゃあ,オイルサーディンを。」と言う。
オイルサーディン  ロックをいただきながらジャズを聴く。
 見ているとオイルサーディンの缶詰が開けられ,缶ごと直火にかけられる。その上に玉ねぎの輪切り。しばらくしてこれは和風出汁だろうか,それとも醤油だけか,その上から振りかけられる。最後に赤い粉。これは辛くなかったので,パプリカか。そうやって居酒屋風の,いや立ち飲み屋風の「オイルサーディン」ができあがる。
 しかしこれが美味いのである。おつまみにぴったりだ。ちょっとした手を加えるだけの簡単おつまみである。これをいただきながらロックを2杯。いよいよこのボトルもなくなりそうである。30数年間もおつきあいいただいた「ピュアモルト」なのだが,製造中止なので,さて,次はどのボトルにしようか。とりあえずはロック2杯分くらいは残っているのだが……
−−−お箸の仕切り線−−−
探検時期:2016年5月  今回の探検目的:宴会のあとにぶらりと一人呑み
今回のお品書き:ロック2杯とオイルサーディンとボトル新たに入れる
今回の所要経費:8000円
探検隊の報告:
オイルサーディン  宴会のあとの一人2次会である。
 ふらり「ヨーク」へやって来て,前回と同じくオイルサーディンを注文。
ボトル  そしていよいよ「ニッカ ピュアモルト」がなくなった。さればとて,それに代わるボトルである。同じような雰囲気がいいので「ニッカ フロムザバレル」を選択する。中身の琥珀色がきれいに見えて,小ぶりで,ちょいと雰囲気のいいやつ。
 またもや「PKP」のサインである。
 こうやって夜は更けていく。
−−−お箸の仕切り線−−−
探検時期:2017年3月  今回の探検目的:宴会のあとにぶらりと一人呑み
今回のお品書き:ロック何杯かとオイルサーディン
今回の所要経費:確か2300円払ったような気が……
探検隊の報告:
 宴会の3次会である。1次会は久しぶりの「松魚亭」。ここでの同業者の会の解散会。そのあと送迎バスで2次会の設定してある金沢駅前のホテルに行く。ここで帰ればいいようなものの,帰らずに香林坊へと一人繰り出すので,はまるのであった。
 さて,店に入るとカウンター席に4人ほど陣取っている。左にはカップルが,右端には若い男性が一人。柱の近くにまあ若い(?)女性が一人。その女性と男性の間の空いたところに座り,ロックと毎度おなじみオイルサーディンである。
オイルサーディン  しばらくするとまたもやカップルがやって来て,テーブル席に座る。そういえば今どきは「アベック」というのは死語らしい。運動会の種目でも「アベック2人3脚」なんてのがよくあったような気がするが,
 そのカップルもカウンター席のカップルが去ったあとカウンター席に座り直すのだが,彼らは県外の人たち。ついでに右端の男性も県外の旅人。一人の彼は友達がすでに眠ってしまい,一人夜の町に繰り出したらしい。
 左の2人がウェブサイト見たんですよ,なんて言うので、ママが「もしかしたら青いページ?」なんて聞くと「そうだ。」との答え。
「あら〜,それってKochanのページじゃないの。」
 と答える。なにしろ当ウェブサイトの「おすすめの金沢」で「YORK」のページがあるのだが,それを見たらしい。この「ヨーク」の営業に少々ではあるが貢献している。
 左のまあ若い女性は30年ぶりとかに来たとか。昔OLだった頃,お昼にコーヒーを飲みに来たとか。なので,30年前ですでにOLなので一応自分よりはまあ若い女性。彼女が結構よくしゃべり,ついでに人のボトルをもっと飲めばと注ぐのだが,すでに飲み過ぎである。めっちゃ濃い酒になる。いい加減にママに「今日は打ち止めよ。」とたしなめられる始末である。
 それにしても県外の旅人たちと語り,やって来たきっかけがこちらのつくったウェブサイトのページであり,30年ぶりにやって来た見ず知らずのまあ若い女性と語り,ふらり一人酒の若者と語り,世の中縁だねえ。
 そしてお勘定をして店を出ると,左のカップルの男性が外へ出てきて人と握手する。いや,こっちは何もしたわけじゃないんだけどね。いやはや縁というのは面白いねえ。
−−−四角形の仕切り線−−−
探検隊おまけの報告:
   当ウェブサイトの「おすすめの金沢」の「YORK」のページへもどうぞ。
−−−お箸の仕切り線2 箸袋つき−−− 満腹探検隊の トップページ  検索のページ
探検したお店の一覧表のページ→お食事大特集 宴会大特集